「健康はお金持ちしかなれない?」


「でも結局健康って、お金持ちの人しかなれないんじゃない?」



オーガニック食品、特殊な調理器具、稀少な食材

高額なエステ代、お手伝いさんを雇う費用、優雅な旅に出かける費用

確かに、健康 (や美) にはお金がかかりそうです。

Ayurveda Holistic 基礎講座を受講されたとても熱心な方が、あるときお母様と「健康って、お金かかるものでしょう」という会話になったのだそうです。

お母様からは
「でも結局健康って、お金持ちの人しかなれないんじゃない?」といった言葉があり、

「でもね、普段の毎日からでもできることがあるんだ」

とお話されたのだそう。

 

・・・そうなのです。

健康って、本当はお金がかかりません。

むしろ節約になるんじゃない?ということも私は感じています


「健康を買う」という考え方

お金では買えない「健康」があります。

「体、心、魂がセットになった健康」は、お金を払ったからとすぐ手に入るものではありません。

お金がある人は、様々な「健康を買う」ことができますが、その分浮いた時間を何に充てるかで心と魂の健康度合いが決まってきます。

そこまでお金がないよという人はむしろ絶好のチャンスで、「お金」ではなくて「時間」を有効に使うことで身体と心と向き合う真の経験を始めることができます。

私がアーユルヴェーダと出逢って取り入れるようになったエッセンスもここで、まず「たくさん仕入れる」よりも「そぎ落として必要なものを見極める」ことから始めました。


お金の代わりに「時間」を費やす

普段どんなことに時間を – 自分自身を費やしているか、現時点でハッキリとそのことを認識していますか。

真の健康に向かうには、認識から芽生える「判断力」も大切です。

例えば、時間の使い方が誤ると五感の誤用にもなり、それが不健康の根源として蓄積していきます。

お金を費やして不健康なモノやコトを多く買っているとしたら、それを買うという行為の代わりに、早く帰って早く寝る、という時間に費やしてください。

これだけで翌朝の顔色は良くなり、代謝も上がります。

*関連する事例を挙げます
・夜更かしした翌朝にコンビニへ駈け込む代わりに30分早く寝て翌朝におにぎりを1つ握る
・効率が下がっている要因を外して1時間早くに仕事を終わらせて帰ってキッチャリーをつくる
・飲みに行く代わりに直帰して22時にはベッドに入る
・サプリを買う代わりに 食事時一口あたり50回噛む
・ジムの会費を払う代わりに毎朝早起きして掃除洗濯をする

これで、かかっていたお金を減らして健康になるための時間をつくることができました。
数日もすれば、体は軽くなり便通や冷えも改善されます。

そうしたらバターを買ってギーを作りましょう。

必要なスパイスを 2 – 3 種買いましょう。


「自分の体」に頼る

そもそも不健康さは、自分を信じれないことから始まります。

過剰な飲食、過剰な娯楽等は自分自身の人生から逃避している状態です。

自分の人生にすっぽり入ってください、私の匠は都度そのように云いました。

自分の身体が痛いとすれば、では、どこが – どのように – 痛いのか?

いつ – どの習慣が – この痛みをもたらしたのかを知るのです。

自分の身体  – 人生にすっぽり入って。

自分の身体に答えがある、そう信じて全身全霊で自分を頼りましょう。


健康にお金は要らない

健康にお金がかかると思うのは「今していることはそのまま」に、プラスで何かをしようとしているからです。

お菓子を買いながら、お酒をたくさん飲みながら、それをしながら健康にもなろうとしたらそれはお金がかかりすぎますね。

アーユルヴェーダの智慧を紐解いていくと、多くは「今すでにしていること」を減らすことでかなう健康があることが浮き彫りになります。

・早食い
・大食い
・偏った食事バランス
・夜更かし
・足りない睡眠
・過剰な娯楽すべて
・ストレスから逃げることでより膨らむストレスの放置

これらは心の問題なので、何かを買ったところで根底から変わることはないのです。


「かけるのはお金ではなく時間」

経験上、健康のためにかかったのはお金ではなく時間でした。

先日食材の買い出しへ出向いたときのエピソードですが、

朝飲んでいるパンチャナッツ用のナッツが切れたのと、シャンプーの詰替えを買いに通りがかったデパート内に健康食品やハーブ、美容ケアアイテムを豊富に扱うお店が並んでいました。

ふと、昔の自分がそれらを見て抱いていた印象を思い出しました。

健康の状態もその知識もなかった当時の私は、〝これら一式全部買って揃えたら健康にはなれるんだろうな〟と思っていたのです。

健康になるには、健康食品や美容品をたくさん持たなければならないといった漠然とした思い込みがありました。

現時点での自分がしていること、例えば – 偏りのある食事や – 足りていない睡眠について認めずに「これを買えば問題解決」という他力な期待をしていました。。

まったく不思議な話です。

買い出しに行った当日は、立ち並ぶお店を素通りし目的だった2つだけを買ってさっさと帰りました。

実際、今私の手元にある「健康食品」や「美容品」は「すっからかん」です。

必要なものは、サットヴァな食物たち、日々の自分のシンプルな行いです。

この数年は特に「お金」よりも「時間」を使うことで、自己に経験と心の余白を持つようシフトしてきました。

 

毎日のアーユルヴェーダ料理調理とアーユルヴェーダ的セルフケアについて、【アーユルヴェーダお便り】にて動画コンテンツを記載していきます。


アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
k a o r i 

 

 

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