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【質問1】アーユルヴェーダを少しずつ学びたい 。何から始めたら?



Q・1
アーユルヴェーダを少しずつ学びたいのですが、
何から始めたら良いでしょうか


A・アーユルヴェーダは〝少しずつ〟学ぶものです

手始めに、お薦めしたい 2 つのポイントがあります
1・毎日できる小さなことの習慣化
2・アーユルヴェーダのお料理教室へ行ってみる

>> アーユルヴェーダに触れる本はこちら

アーユルヴェーダは、
「自分の身体と心を感じる」という
丁寧なプロセスを設けることで学びが深まります

少しずつ学び、少しずつ取り入れることが
一番 実になっていきますので、
そのような〝少しずつ〟というスタンスは大切です

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1・毎日できる小さなことの習慣化

3 つ、すぐにでも取り入れられることがあります
・朝の舌磨き & 白湯飲み
・食事時の正しい食べ方
・10 時に寝て 6 時前に起きる× 1 週間で 2 日以上はそれをする

朝の舌磨き & 白湯飲み
・朝の起きがけには舌磨きをします

スプーンの「U字」の部分を使って舌を奥から手前にやさしく引く× 7 回
or タングスレーパーという、舌磨き専用のツールもあります

・舌磨き・歯磨き後、白湯をコップ 1/2 杯程をゆっくりすすって飲みます
これで朝の浄化& 消化管 – 内臓をやさしく呼び起こすことがかないます
習慣化すると毒素や口臭の除去になり、味覚や消化力が高まります

食事時の正しい食べ方
食事内容の前に、食べ方から整えることが大切です
・「ながら食べ」をしない

・「固形物のまま飲み込む」のをしない
・「興奮状態」で食べない(過度のおしゃべり等)

食事中は姿勢を真っすぐにし、気分を落ち着かせて食物を楽しみます
食物が液状になるまで徹底的に嚙み砕いてから飲み込みます
食後は 5 分程座ったままで消化を見届け、
昼寝はせずに少し歩くようにします

・10 時に寝て 6 時前に起きる× 1 週間で 2 日以上
3 , 4 日以上疲労が蓄積されないことが重要です

10 時より前に布団に入れるよう
タイムスケジュールを組みます

まずはできる日だけでも、週に 1 – 2 日でもできると理想です

就寝時、携帯は寝室に持ち込まないようにします
神経系を休めてヴァータドーシャを鎮め、良質な睡眠を得るためです


これらの習慣は細胞を積極的に生成し、消化機能も回復させます

身体は過程の産物なので、
毎日の習慣の小さな積み重ねがとても大切になります

上記に加えて『健康日誌』をつけることもお薦めです
* 起床 ~ 就寝時間までに行った自分の行動のすべて、食べたものやそのシチュエーション、排泄の内容や質等をすべて記録していくというものです


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2・アーユルヴェーダのお料理教室へ行ってみる

機会があるのしたら
ぜひお料理教室に行ってみることもお勧めします

アーユルヴェーダの原理に沿った食事を創って、
食べてみて、食べた後 …
一連の流れから自分がどう感じるかを
丁寧に観察することで
学びの大きな一歩になります

「五感を持っての体験」は、
心身の感度が研ぎ澄まされ
その後の行動にも変化が表れやすくなります

お料理教室に行ってみることで、
アーユルヴェーダの目的 – 原理への租借がひとつかない、
「自分の生活では何から始めたら良いか」も見えてきます


こちらのご質問をくださった方、
遠方にお住まいでしたがその後すぐにお料理教室へ来てくださいました

「アーユルヴェーダって、体と向き合うことですね」と、とても大切な原則について感じてくださったようです
すべてはここから始まります

帰ったらさっそく、厳冬のセルフケアとして薦められることを旦那様とやってみる、とも仰られていました

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次回の質問回答記事もぜひお楽しみに。


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