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マイラと出逢って

 

 

自分の人生を変えるような出来事は
これまで何度も経験し、今後も経験すると思います

 

 

その反対で、
ここまで本来の自分に状戻るような体験は初めてでした

ヨガはアサナをかっこよく決めるものではなく

自分のからだ、こころをみつめること、
与えられた人生とどのように向き合うか、

そのものです

 

だからこそ
その“入り口”を誰から教わるのかということも
とても重要だと知りました


これまで会ったこともなく
存在すら知らなかったマイラのもとで
Yogaを学ぼうと決めたのは、

Yogaと解剖学、Ayurvedaを学べるという
充実したプログラム内容ということもありますが

それを人々に伝えてきたマイラという人物
そのものに心惹かれてというのが大きなきっかけでした

マイラがヨガと出逢うまでの遍歴、
インストラクターとしての現在の活動内容や
彼女のライフスタイルなど、総じてとても魅力に感じました

あらゆる経験を経て人生に愛を見出し、
愛とともに生きている人なんだろうなと


 

この記事では

マイラと出逢い、
そこで私が体験したことについて記していきます。

留学中、マイラが言っていた言葉で
印象に残っている言葉を抽出しながら、

知識をつけていきながら
自分自身が剥がれ落ちていく

 

内側の奥の方に埋まっていっていた“自分”に少しずつ近づき、

本来あるべき可能性をひらいていく・・・

 

 

まるで、大きな太陽に向かう一本の道を
ゆっくりと着実に進んでいく・・・

マイラのもとに訪れ過ごした一ヶ月間は
そんな毎日を私に与えてくれました

 

 

カウアイ島滞在最終日

空港行きのタクシーが玄関先に到着して
いよいよお別れの時

荷物を持って私は一番先に玄関先へ出ました

不思議と、名残惜しい気持ちや寂しさはありませんでした

マイラとアシスタントのケルシーが見送りに立っていて
そこでいろんな思いがあふれて(泣きはしませんでしたが)、

マイラとハグを交わすなり自然と口から出た
「I  LOVE  YOU 」の言葉

 

「See you again(また会いましょう)」と
マイラの言葉に私は、
そうだ、またきっと必ず会える、と心からそう思いました

 

 

マイラのハグはとてもやさしく、
体からほわ~っとあたたかいものが伝わってきて
背中に触れた手もポカポカ

 

とてもとても癒されるお別れでした

寂しさではなく、希望で心が満たされました



この一ヶ月間は冒険です
 あなた自身の冒険
 からだとマインドのつながりを感じてください

 スピリプトとうまく関わることで
人生がうまくいきます

段階を経て学ぶのです
 無理をして限界になるとマインドが弱くなります

 

留学初日にマイラが言っていた言葉です

 

 

マイラと過ごしたのはたった一ヶ月間

信頼関係が築かれるのに
時間は関係ないんだということを知りました

 

これまでの経験からにじみ出る愛情と心の方向性、
それが相手への心地よい配慮になって
人はやさしくつながることができるんですね



滞在中、最後の日(おやすみは週に1度でした)、
マイラの自宅で農園の手伝いをさせてもらい、
その農園で取れたものだけを使った
豪華なランチをごちそうになりましたどれも新鮮な食材ばかりで
自然のやさしい味たっぷりで本当に美味しかったです

 

その日は偶然にも
マイラと似たような格好をしていて
ミニマイラ~と私はつい嬉しくなったのを覚えています


 

 

帰国時、
一ヶ月前にこの玄関先に到着した時のことを思い出しました

初めにアシスタントのケルシーが出迎えてくれて
そこにはマイラの姿がありませんでした

 

名前と部屋番号を順に呼ばれ、

「いよいよヨガ漬けの毎日が始まる」と
ワクワクしながら履物を脱いで中に入ると、

マイラが立っていてそこで初対面となりました

 

太陽のような明るさとあたたかさ、
穏やかなオーラを感じました

興奮気味に「Hello~♪」と挨拶をすると
(今思えばヴァータ過剰な状態、笑)

 

マイラはやさしく、ささやくように
「welcame(ようこそ)」と返事をしてくれました

 

これまでに会ったどの人とも全く違うなぁと
感じた瞬間です


 

 

マイラと出逢って、
いちばんに何を学んだのかといわれると

「自分自身として生きることのよろこび」だと思います

私が主宰するこの【ANANDA】にも
ANANDA「スピリチュアルなよろこび」の意味をこめました


向き合うのは自分

みんなそれぞれが違うペースで成長します
 人によって、悲しかったり、楽しかったりします

 修正することなくただ認めてあげるだけ

 個々人が乗り越えていく(時)ことがあります

 自分のエネルギーと向き合って
自分のオーラを見つけること

 

 

 泣いていても、悲しんでいても、それが人間です

 呼吸することで、
自分がなぜ今ここにいるのかを思い出せます

 

 

落ち込んでいる人に対して、

 その人のエネルギーには入らないこと

 他人の痛みは計りきれないもの

 その場にきちんと傍にいてあげるだけでいい

 その人は自分で道を見出そうとしている

 

 

他人を理解するには

 私たち自身が頭の中心に意識を置くこと

 人のエネルギーを自分のなかに入れない

 きちんと見ること

 その方がその人のことを愛してあげられる

 

 

魂をもって自分とつながることができたら

 マインド・知識をきちんと操ることができたら

 怒りから解き放たれ、自由や平和を感じる

 

 

それまでの私はよく、

人が悩んでいると寄り添ってあげたい、
解決してあげたいと、思っていました

相手が深く落ち込んでいたりすると
何もしてやれない自分に嫌悪感を感じることもありました

 

けれど、
自分のエネルギーを自分のなかで良い状態にしておくことで
相手にとって“あかり”になれると分かったとき、

無理に相手のエネルギーをもらおうとしたり
抱えようとするのはやめよう、

と思うようになりました

まだまだ未熟な私なので
すべてを上手にはやれていませんが、

考え込んだり悩むことがずいぶんと減りました


創造性を持って生きる

あなたの慣れている殻から出てきちんと外側を感じること
(WHER THE MAGIC HAPPENES)

 

今まで大切に感じていたものが、そうではなくなる

 これだけは、と思っていたものでも、
 何でそんなに?と気づくときがくる

 

アサナ・プラナヤマは
いつも新鮮な気持ちで行うこと

 毎日が新しい1日です

 

いつも最善を尽くして、今この瞬間を生きる

 

本当に求めたいものは私たちの内側にある

人生において、自分が何に執着しているのか
いつ、どんなときに怠惰な気持ちになるのか

 

 

知らず知らずのうちに
何かのせいにして生きることは
与えられている今を生きれなくなるのだと思いました

 

経験を重ねるほどに価値観をやわらかく、
自分の慣れている考え方や行動を取っ払って
毎瞬を生きていくことが私たちの存在を輝かせます

 

そうして心(マインド)と頭(思考)が
つながれているとき
私たちの意識は過去にも未来にもなく、
“今”この瞬間に生きることができます



長い時間をかけて自分で体験する

「ヨガもアーユルヴェーダも直接的な体験が大切です

自分が今、何をしているのかを理解してください」

 

「私たちは自然から離れれば離れるほど妨げが多くなります」

 

「自分を観察する力が自分の人生を明白にする」

 

「自分が人生で何をしたいのか?どうしたいのか?

 人生を統合して、一つ一つの選択をする」

直感を信じて突き進むとき、
私たちはとても生き生きしています。

調子の良いときだけでなく
困難に直面したときもまた、
私たちは自分を育てる機会に恵まれているのだと思います。

この繰り返しを
自らの真の意志によって積み重ねていきたいものです。


 

私は毎朝、マイラの整ったアサナ姿に見入っていました
全神経を統合したうえで大地に身をゆだねる倒立

普段の姿勢もですが、
アサナを見てもとても60歳を超えているようには
思えないほど力強く安定していて、美しいです

 

マイラのアサナはマイラのエネルギーを映し出しています

 

 

マイラはプラクティス時、
自身がアサナを見せる事はほとんどなく、
口答でのインストラクションがメインです

 

私たちが主体的にアサナに取り組めるよう
本質的な見方から指導してくれていました

体の組織、筋肉や関節・骨について
細やかに、かつ簡潔に言われることによって

私たちは自分の考えをもって
体にはたらきかけることに集中します

 

そのとき頭と体をつなぐのが“心”です

頭で無理矢理考えても体はついてきません
体だけ動かしても、制御が効かなくなります

 

60分間目隠しをしたまま行ったプラクティス
目隠しヨガも、自分を統合するのに
とても素晴らしい練習法でした

 

「感情をどう扱うかによって 身体が動いている」

これもマイラからの教えです


 

日々のプラクティスを経験するうちに
私はマイラをごく自然に本当の家族のように感じていました

 

自分のおばあちゃんのような親しみだったり、
何年も心を通わせている親友同士のような、

そんな感覚もありました

 

 

両親がベトナム人、
香港で産まれて日本で育てられた私にとって、
これまで祖父母と会ったのは数えれる程しかなく、

おばあちゃん・おじいちゃんが好き、
みたいな感覚って感じたことなかったんです

マイラと出逢って初めて
その世代からの愛情を受けたことで、
これまで会いたくても会えなかった
祖父母の存在と重なったのかもしれません


 

長い人生でみたらたった一ヵ月の留学ですが
一生分の学びの価値があり、
私のなかに深く深く刻まれた時間となりました
帰国して半年が経過した今も
カウアイ島でのことを思い出さない日はありません

 

一生かけて自分にしみこませていきたい、
「人生の甘さ」「よろこび」が今ここにあります


 

日本には多くのマイラチルドレンがいます。
(私が勝手にマイラチルドレンと称しています)

インスタグラムやブログなどを通じて
ヨガやアーユルヴェーダを実践している人を見ると
同じくカウアイ島でマイラから学んだ人だ、ということがよくあります。☆

 

多くの人々へよろこびやしあわせを
実用的な形で伝え続けているマイラ

 

それらの教えを受け、
帰国してからも個々に自分なりの形で
周りへ発信している姿は
私自身にとっても励みであり、希望にも感じています

 

同じマイラのもとで学んだ同士ということで
会ったこともないですが、勝手に親近感も抱いています


マイラ自身は、とてもヘルシーで穏やかな女性でした

それでいてとてもエネルギッシュで、
チャーミングな一面もあります

いつも心にあたたかな愛を持ちあわせていて
自分自身にも相手へも、それを自由に与えれる人でした

 

大げさでもなく焼き付けるようでもなく、
あたたかく包み込むような愛がある人でした
食事をいただく前にはいつも感謝の祈りをささげ、
ヒンドゥー教の聖典のひとつであるバガヴァットギーターの
文を一部読みあげたりしてくれました

「愛情が私たちの重いものすべてを軽くします」
という一説から始まる文が私のお気に入りです

 

マイラは毎日とてもクリエイティブにその瞬間を生きていて
地球や宇宙から湧き出る愛にいつも触れている人でした

そばにいて
「こうなりたい!」という強い刺激ではなく

自分が自分でいることの素晴らしさを教えてくれるような、

そんな心地よさをマイラは与えてくれるのでした



「愛でありなさい  愛を受け取りなさい」

というマイラの言葉のように

 

これから先の時間もじっくりと

自分の中にある愛を大事に育てて

 

まわりの笑顔やよろこびに繋がるような、

そんな毎日を過ごしていけたらと思います
こうして読んでくださっているあなたとも
やさしくつながっていられます様に

 


 

いつも愛をここに

“自分を知ることによる幸せ”
ヨガとアーユルヴェーダと食事
全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
kaori

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