「健康に関心がない旦那・健康に生きたい妻」

 


健康にまったく興味関心がない旦那様と、心身共に健やかに生きていきたいと願う奥様のお話



〈 ご 相 談 内 容 〉

旦那は昔からの夜更かし人間で、 毎日朝方にようやく寝るみたいな生活をしています。
朝は当然弱く、不機嫌で、 朝ごはんの内容やら何やら なんでもケチをつけてくるんです。何かあればすぐに私のせいにしてきたり。
付き合ってたときは凄く素敵な人と思ってたのに、 一緒になってみると、別人?みたいな(笑) 私が1番なりたくない人を間近で見せられてるみたいな。
kaoriさんの旦那様はよく知りませんが、インスタから拝見するに穏やかそうで、尊敬できそうな素敵な方だなと。私もそんな人がいいのに まだまだ私には見合ってないのかなーなんて。
出来れば今の旦那と 楽しく幸せに過ごしていきたいのですが 中々遠く険しい道のりな気がして仕方ありません。… 身体が健康だと気持ちも健康になると思うのですが 旦那はそこに重きをおいていないなので。 ちょいちょい言ってみますが、右から左。 しつこいと思われるの嫌だし、 と思っています。私が美味しいと思うようなものを 美味しいとはあまり言わず、なかなか難しいのです。
何かアドバイスあれば教えてください。



〈 お 返 事 〉

人生は「関係性」だといいます。

それは密接なところでいえば自分自身との関係性に始まり、それが他者との関係性へと影響し、人生を構築していきます。
そのうえで、私たちが真に求める人生 – 関係性とはどのようなものなのでしょうか。

仕事においては完璧主義や数値重視の見解が役立つかもしれませんが、
人関係においては不完全や不確かさを受け入れる必要があり、その方が制約が外れ、幸福が拡大します。

私なりの見解と、アーユルヴェーダやヨガの観点も交えつつ以下お答えします。

・・・

旦那様が朝からご飯やら何やらの文句をいうのは、体と心が疲れきっているのでしょう。

また、人生に満足していないという点にも影響しています。
夜更かしはオージャスを枯渇させ、身体も脳みそも再生がかないません。

それが続いている状態にある旦那様ご本人が、実は一番かわいそうです。

今 旦那様を取り巻いている環境、仕事や家庭環境、夫婦間でのことを、旦那様自身はどう捉えているのでしょうか。

きっと、「充分に考える」ほどの力がない状態なのかと思います。

人は一時的にそのような「昏睡状態」に陥ることがありますが、場合によってはそのまま長らくタマスに引きずられ、ますますサットヴァから遠ざかることもあります。

心身の疲弊状態から脱却するための最も有力な手立ては「 純粋な愛情 」です。

疲れが溜まりきっている旦那様にとって、今は「 健康な食事 」なんかより「 心のよりどころ 」が欲しいのかもしれません。

アーユルヴェーダでも、健康に良い食事とは食物だけでなく器官に入る食物、つまりその場の環境や空気なども含めて栄養になるものが大切、としています。

特に、今の旦那様のように「 私が美味しいと思うようなものを美味しいとはあまり言わず、なかなか難しい 」のでしたら、体に気持ちいい食事をただ出されるよりも心に気持ちいい環境をつくってみてはどうでしょうか。( とびっきりの笑顔で「どうぞ召し上がれ♪」とか )

そんななか、奥様から「そんな人がいいのに」と旦那様を評価するような態度があると、旦那様は癒されるどころかもっとやる気をなくし、疲弊しかねません。

「自分に否定的な態度」をとる人に対して「なにくそ」と思える人なら、それで変わっていくかもしれませんが、旦那様のように夜更かし人間で疲れが蓄積している場合、その余力はないかもしれません( それに、男性は皆 応援されたいのです )。

故に、奥様のお話が右から左に流れているのかもしれません。

今の旦那様を「昔は凄く素敵な人」と思って付き合いだしたのでしたら、旦那様は本来そういう面もある、ということを是非とも忘れないでください。

誰でも「いい人」の面がありますし、それは互いの関係性からより芽生え、育まれ、成熟していきます。

( 妻は良き夫をつくる天才でなければならない、という言葉を聞いたことがあ ります )

それが、結婚、出産し、子育てや仕事が続く生活のかで少々怠けたのか、疲れをうまくリリースできていないのか、

いろいろと要因はありますが、少なからずともに暮らしている奥さんの影響もあるということです。

厳しいかもしれないですが、夫婦は本当に鏡です。

互いにうまくいかないときは、必ずあります。

だからこそ長い結婚生活で互いに補い合い、手懐け合い、磨き合い、築き上げていく過程に価値があるのでしょう。

夫婦関係は「過程」がすべてです。

「自分は正しいこと言っているのに相手がそれを聞き入れてくれない」のは、今はまだ聞き入れあう関係性が築かれていないのかと思います。

でもそれが普通で今後、築いていければ良いと思います。

例えば、
相手がそれを聞き入れる準備ができていないときに
発言することが積み重なっていくとお互いの対話の質は落ちていくばかりです。

・・・

私の話ですが、彼は出逢ったころから「傾聴」ができる人でした。

こちらの話を自分のことのように、むしろそれ以上に真摯に聞く心のある人でした。
私は自分の態度を改めて省みるにいたりました。

相手のことを本当に愛するとき、それらのすべてが自然と「自分本位」ではなくなり「相手やその他への深い理解」を通してのみすべての関係が成り立つことを実感しました。

そこでは「意見を対等に交わし合うこと」も学びました。

楽しい話、他愛もない会話と等しいか、むしろそれ以上に、真面目な話 – 本質的な議題を交わすことが私には新しい発見でした。

・・・

結局のところ、自分が変われば相手との関係性も変わっていきます。

自分が整っていなければ相手との関係性がそれ以上に深くなることはないと私は思います。

まず自分自身にスペースをつくり、相手をコントロールしたいと思うのをリリースすることで相手も自然な状態でいられるようになります。

また、男性は女性が幸せであると大きな喜びを感じます

健康に関する行いでもその他のなんでもいいですが、女性が日々気持ちよさそうにしていたり心から何かを大事にして楽しんでそれをしているのを見るといいな、と思うのです。

私個人の主観として「恋愛」はだいたいが偶発的な錯覚や欲望の矛先として 5 – 6 年くらいは何もしなくてももちます。

「愛」や「結婚」では互いの心の力量、成熟度合いが必要になっていくのではないでしょうか。

お互いが日々心を鍛え、人生を大切に生きれば生きるほど関係性は甘くなり、困難を乗り越える土台がつくられ、幸福な家庭へと繋がっていきます。

・自分の思っている本当のことを書き出すなりして整理する
・相手の立場状況を観察し、聞けるなら話を聞く
・朝は笑顔で「おはよう」といってみる
・「朝はなに食べたい」?
・朝一緒にラジオ体操やる

・・・

まずは自分が楽しく幸せな奥さんになることです。
そうしたら旦那様も一緒に幸せになれます。

アーユルヴェーダでは、結婚し、心身共に健康な二人が健康な子供に恵まれることが= 家庭の発展とともに= 社会が発展する、というひとつ大切な指針をもっています。

奥さんが幸福で健康であることはその旦那様や子ども、家族全体が幸福であるうえでとても大切です。


【 追 記 】
その後もお話を伺っていると、このメッセージを送った後、奥様は自分の思いを一度アウトプットしたことで視点を広げることができ、改めて旦那様の行動を新しい角度から見ることができたそうです。

私がまだ上記へお返事していない頃、奥様はご自分のなかで「様子を見守ることに」してみた結果、旦那さまがお子さんを愛する気持ちをそのまま素直に行動に移しているのが伺えて、一緒になって絵本を読み聞かせたりしてスキンシップを楽しんでいた、とのことです。
これでお子さんもとても嬉しそうにして、奥様ご自身も「嫌、ダメと思う事にフォーカスするとそればかり気になるけれど、反対にいい事もあるじゃないかと再認識しました。これからはそちらにフォーカスしていこうと思った出来事でした」と。

私たちはいつも、このようか小さな機会から大きな歓びを得るんだなぁ、と、この時の奥様からお話をいただいたことで私自身も改めて感じさせていただきました。
ありがとうございました。

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アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
k a o r i 

 

 

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