おはようございます
間もなく 12 月ですね
2019 年の締めくくりで
私はこの一年に起きた多くの恵みを糧に、
より自分の健康力、直観力、
受容感を大きくしようと決意しています
そう
人生は準備と決意と手放しの連続であるということ
2020 年
より自分自身が拓いていくことを通して
この地域へも光が増すであろうと、ひしと感じています
これまで出逢えた皆さま、
これから出逢っていく皆さまに益々のサットヴァ、愛が届くように
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太る恐怖
痩せたい執着に終わりを告げる
アーユルヴェーダの実践では
内側からの〝 解毒 〟と〝 緩和 〟が起こります。
慢性化した乱れや不調が根源から鎮静して
表面へもそのクリア感が現れていきます。
こうしたアーユルヴェーダの印象に向けて
「 痩せられるか 」
「 もう太ることはないか 」
などと期待を寄せる人も少なくないようです。
または反対に、
それらの執着に終わりを告げるべく
アーユルヴェーダへの歩みを始めるという人もいます。
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太ることへの恐怖心
太ることへの恐怖心は
この世においてすべてのものに自分が
「 圧倒 」されている状態を表すのではないでしょうか。
本来私たちは自分自身との信頼感や
安堵感を根底に築くうえで生きることができます。
( そうでないと、生きにくいですよね )
心や意識が外界に強く向かい
「 認められたい 」「 愛されたい 」と求めるとき、
必要以上に自分自身を裁き、評価をし始めることになります。
そこにある真の目的は
「 理想の体型 」ではなく、「 理想の愛 」なのではないかと感じます。
実際に、過度の恐怖心や心配ごとはヴァータを増大させます。
それにより身体にも心にも未消化物が形成されて
愛を感じることや自分自身を認めることが難しく感じます。
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痩せたい執着
自分と他者とを比較しては
「 ああいう体型になればきっともっと愛されて、幸せになる 」
という妄想を抱く。
‥こうした思想に行き着きやすいのは
メディアやその他あらゆる〝 表面的な情報 〟に操作されている状態です。
実際には、
細い体 = 幸福ではないにしても、
衣類産業と食物産業のアイデアによって
スキニーなモデルは持て囃されますが、
あくまで商業的トレンドポリシーがそうであるだけのことです。
太っていることは罪だと思われがちで、
確かに、現代のほとんどの人の体型からすると
太っているのは惰性による結果であることが多いですが、
〝 自分らしい本当の体型 〟というのを知らないのは
ある意味でとても損です。
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「 部分 」でなく
「 全体 」を見れる目を養う
自然界にあるエネルギーから
私たち人間の体もできていることを見ると、
その形は様々個性があることが分かります。
空と風のエネルギーを多く持って生まれた人は華奢で薄く、軽い傾向にあります
火と水のエネルギーを多く持って生まれた人は変動しやすい、中くらいの傾向にあります
水と地のエネルギーを多く持って生まれた人は骨太で大きく、重い傾向にあります
このような個性を無視して
単純に「 細くなりたい 」と
自分自身をそこへ宛がうのは、
個性、本来の形とその土台を無視していることになります。
また「 食べること 」へのコントロールが
不能であるというのは、
= 自分自身へのコントロール不能を示し、
様々な関係と切り離されていると感じている状態です。
自分自身に信頼を寄せて
日々に根付いて生きていくにはたった一つ、
「 自分を大切にする気持ち 」を持つことです。
太ることと痩せることにいつも気をとられて
結局は自分自身を傷つけてしまっているとしたら、
これまで自分の横を通り過ぎた人たちを想い、
今この瞬間に生かしてくれている大地を想ってみてください。
誰かひとり、
何かひとつだけでも
〝 本当に大切にする 〟と決めてみるのです。
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自分に微笑みかけれますか
「 深刻になっていることに気づいたら、自分にスマイルすること 」
匠マイラは云いました。
事あるごとに自分を罰するのではなくて、
自分に優しく向き合い
そのうえで律せるようであること。
それが自分自身に出来たとき
初めて誰かにもそれができるようになるのだと思います。
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自分を甘やかし放題にして
何があろうと放っておくんではなくて
自分自身を楽しめるようであること。
「 何か別のものになる 」よりも
あなたがあなたとして存在し、
今すでに周りに存在しているものと
真摯に向き合ってみること。
人生はもがき苦しみ囚われるためだけでなく、
すべての過程で発見や
楽しみを見出すためにあります。
抵抗していることに気づき
降参して受け入れることで、
私たちは最も大きな変容を得るのです。
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自分らしい体型に出逢う方法
アーユルヴェーダ的観点から
自分らしい体型を正しく知り、
それを築き上げていくヒントをいくつか挙げます。
* 自分の体質を知る、そのうえで評価をしない
* お腹が減ったら食べる、減ってなければ食べない
* 食べる物があるという有難さを認め、ないがしろにしない
* 最善の健康法は「散歩」
* 最善の食事法は「集中」
* 最善の実践法は「愛情」
アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
k a o r i