アーユルヴェーダに関心を抱くとまず、
自分のドーシャと同じくらい「 ギー 」に興味を持つ人は多いのではないでしょうか?
ギーの効能は様々ありますが、
もっとも優れたその役割は 生命力を高めること です。
毎日使う油をギーに変える、
それだけでも身体の感じ方は大きく変わっていきます。
【効果実証済】中性脂肪数値が半分以下に落ちる食事 【効果実証済】慢性的便秘(下痢)を解消させる食事 |
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必要なのは無塩バターと鍋と、濾すもの。
それと愛情です。
今は市販でも入手できるようですが、
古代からの智慧では
“ 手作り” する方が圧倒的にサットヴァ( 光 )で
素晴らしいギーを味わうことができます。
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– レシピ –
万能オイル・ギーの作り方
– 用意するもの –
・無塩バター ・バターに対し 1 . 5 倍くらい大きい鍋 ・こすもの ・耐熱性保存ビン ・愛情、感謝の心 |
– 完成までの工程 –* ギーは完成までかき混ぜたりする必要はありません バターが反応し変化するそのままに任せます |
1 バターを鍋に入れる
中 ~中弱火にかける
・冷蔵庫から出したバターは
特段 常温に戻しておく必要はありません
・バターに手が触れないよう気をつけてください
・火が強すぎると焦げの原因になるため中 ~ 中弱火
※ ガスコンロの場合には
鍋が熱くなりやすいため
【 弱 ~ 中火 】が基準となります
慣れるまではしっかり過程を見守りましょう
2 バターがどろどろに溶けて
“ ボコ ” と大きな泡が出てくる
・どう反応しても調理器具などは一切入れない
・鍋に何も入らぬよう配慮する
・鍋から吹き出そうになったら火を弱める
3「 ボコボコ 」
→「 パチパチ 」に変わり泡がたくさん出てくる
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4 10 ~ 15 分ほど見守る
色が明るくなってくる
5 泡が小さく
「 シュワシュワ 」した音に変わる → 終わり
・全体的に細やかな泡に変わり、
音は小さく「 シュワシュワ 」になる
・泡やアク状に浮いているものの下が
黄金色になっているのがわかった時点で
火を止めてコンロから降ろす
6 温粗熱がとれたら
ろ過してビンに注ぎ入れる

この写真は 2016 Hale Pule ヨガ留学時に匠マイラよりギーの作り方を教えてもらったときです
・大きなボールや鍋などに
ビンを入れておけば注ぐ際にこぼれても安心
( そのまま調理に使えます )
・鍋底には焦げのような
「 沈殿物 」がつきますが
これは不純物ではなくタンパク質なので食べれます
・冷暗所の保存でほぼ永久的に保ちます
( 冷蔵庫には入れない )
ギーは日が経つにつれ成熟し効能も増して美味しくなります
・牛が何をどのように食べて育ったかによって
出来上がりまでの工程、時間は多少異なります
・あたたかいうちは溶けた状態で黄金色ですが、
だんだんと固まって寒い場所では白くなります
※ 使用時は毎回清潔なスプーンですくい出してください
※ 用途によっては湯煎してから使います
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>> ギーの効果効能はこちらから
>> デーツのギー漬けはこちらから
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アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
K a o r i
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