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アーユルヴェーダについて関心を抱くとまず、自分のドーシャへの理解と同じくらい「ギー」に関心を抱く人は多いのではないでしょうか?
ギーの効能は様々ありますが、もっとも優れた効能として 生命力を高めること が挙げられます。
毎日使う油をギーに変える、それだけでも身体への感じ方は大きく変わっていきます。
【効果実証済】中性脂肪数値が半分以下に落ちる食事 【効果実証済】慢性的便秘(下痢)を解消させる食事 |
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今は市販でも入手できるようになっていますが、古代からの智慧では “ 手作り” するとそれ自体にサットヴァ( 調和のエネルギー )がこめられることが分かります。
とても簡単だし、
手作りの方が純質で良いものが出来上がる、
このことを恩師から教わったおかげで、私はギーを手づくりすることが習慣化しました。
作り方自体はとても簡単でも、文章で見る限りは複雑に感じてよく分からない・・・
そんな方はぜひ「ギーづくり希望」のお声掛けをください
Anandaのプラクティスではリクエストに応じてギーづくりもレクチャーします
– レシピ –
万能オイル
「ギー」の作り方
量、鍋の性質、火の環境により前後しますが、大体 15 – 25 分前後でギーは完成します
慣れるまでは、完成まで鍋から離れずに工程を見守りましょう
– 使うもの –
・無塩バター ・鍋 ・こすもの ・耐熱性保存ビン ・感謝の心 |
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– 完成までの工程 –
* 人生で初めてギーづくりを観察した際の写真を掲載します * ギーは完成まで何かでかき混ぜたりする必要はありません 反応し変化するそのままに任せましょう |
1 無塩バターを鍋に入れる、中火にかける
・冷蔵庫から出したものを常温に戻しておく必要はありません
・手がバターに触れないよう気をつけてください
・火加減が強すぎると焦げの原因になります、中~中弱火で
※ ガスコンロの場合には、特に火が強く鍋が熱くなりやすいため【 弱 ~ 中火 】が基準となります。
全体的に火が強くなりすぎないよう、慣れるまではしっかりと過程を見守りましょう。
2 どろどろに溶け、“ ボコ ” と大きな泡が出てくる
・どう反応しても調理器具などは一切入れない
・鍋に何も入らぬよう配慮する
・泡が鍋から吹き出そうだったら火を少し弱める
3「ボコボコ」→「パチパチ」になり泡がたくさん出てくる
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4 10 ~ 15分ほどそのまま見守る

・基本「中火」~「中弱火」から変えない
5 泡が小さく「シュワシュワ」した音に変わる → 終わり
・細やかな泡に変わり、小さな「シュワシュワ」した音になる
・泡がやアクが浮いているその下が黄金色になっているのがわかった時点で火を止めてコンロから降ろす
6 温かいうち、もしくは少し冷ましてからろ過しビンに入れる

・大きなボールなど( 清潔なもの )にビンを入れておけば注ぐ際にこぼれても安心
( あとから入れなおすか、そのまま調理用に使えます )
・鍋底は焦げのような「沈殿物」がつきますがこれが普通です
( そのまま洗い流しても、食べても ◯ )
・冷暗所の保存でほぼ永久的に保ちます
( 冷蔵庫に入れる必要はありません )
ギーは日数が経つにつれて成熟し美味しくなります
・牛が何をどのように食べて育ったかによって出来上がりまでの工程、時間は毎回多少異なります
・あたたかいうちは溶けた状態で黄金色をしていますが、だんだんと固まって寒い場所では白くなります
※ 使用時は毎回清潔なスプーンですくい出してください
※ 用途によっては湯煎してから使います
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ギーは、食用油以外にも様々な用途で身体に滋養を与えてくれます
肌に塗布すれば艶やかな肌に、目に入れて視力回復、PCや携帯のライト、花粉などからも守ってくれます
>> ギーの効果効能はこちらから
>> デーツのギー漬けはこちらから
東京都中央区内で
毎日の食卓に取り入れられる
アーユルヴェーダ料理をお伝えしています
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アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
K a o r i
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