毎日の食事レパートリー記録

アーユルヴェーダと出逢う前、
「何を」「どう」食べるかはとても意識の届かないことでしたが、

アーユルヴェーダの教えやその原理原則に触れるなかで
それらは「何を」「どう」生きているかに反映されていると感じるようになりました。

変化を感じ始めたとき、
その前後ではタイムリーにその時々での食事内容や
アーユルヴェーダレシピのエッセンスを日記感覚に綴って投稿していました。

最近はそうしたタイムリーな料理投稿ではなく
〝 そこから感じ得た気づき 〟のような内容へと投稿が変わってきています。

( 楽しみにしてくださっていた方へは申し訳ないと思いつつ、一定の実践を経て自分の感じ方や考え方が変化していくのは当然のことなので、そのようになっていることを念のため言及しておきます。)

そんなこんなで、
「 最近の三食レパートリーを教えてください 」
と質問があったので、少しまとめてみます。

– – –

※ ・・・ですので、しばらく前から毎日あまり変わり映えしていないのです。

毎日のご飯にある意味で無頓着になったというか、
初めこそ特別に行ってきたことが = 日常になってきています。

身体が求めるものを、必要に応じて。

身体は – 季節 – 体質に応じて適当に食べることが大切で、
一般的に分かりやすくみるような  “ 料理のレパートリー  ” がさほど要らなくなりました。

何かしらのレパートリーも時には必要ですが、 大切なのは食べる気持ち、だと今感じます。

アーユルヴェーダでは「食事は 6 回にわたって楽しめる」と云っているように、その工程は実は一部ではなく全体にあります。

調理法や食事の盛付け、食べる際のテーブルコーディネートなんかでも「 食事 」は「 その時にしかない 」とっておきのことになります。

– – –

毎日の食事レパートリー記録
2021 年 4 月 27 日 現在

朝食でよく食べるもの:

・パンチャナッツ >> パンチャナッツの作り方はこちら
・季節の果物 >> 果物のシチュー作り方はこちら
・焼き芋
・ご飯 & お吸い物
など

アーユルヴェーダでは朝食は回復食として食すことを前提に考えます。
人によって必要と不必要とで分かれますが、我が家は朝からフル活動な二人なので食べます。
脳に必要で、肉体的にも必要に感じるので食べます。
基本的にはパンチャナッツ、日によってパンチャナッツ & サツマイモとか、季節の果物をシチューにして食べることもあります。
稀に、美味しいベイクが手に入ったときにはそれを朝食で食べることもあります。
反対に、休日は平日程思考を使うことがないので、食べない日が多いです。

昼食でよく食べるもの:

・バランスをもたらす食事レシピ >> 基本のランチメニューはこちら
・外食の場合には和食かマクロビ系かベトナム料理
キッチャリーオムライスキッチャリー & アボカドなど

昼食はしっかり食べたい & 空腹感があるので、食べます。
自宅でアーユルヴェーダレシピを楽しむ事もあれば、外にいるときにはレストランでいただくこともあります。五感が歓ぶ場所で食べます。消化が良好であれば、おやつを食べる日もあります。
アーユルヴェーダでは、消化力をもとに食事内容を鑑みていますが、例えば午前中の自然な排泄が在るか否かで自分の消化力を一つ知る機会になります。

夕食でよく食べるもの:

・昼食の軽い Ver ,
・アーユルヴェーダ流の鍋レシピ

夕食は穏やかに空腹があるのを感じます。
16 – 17 時頃であれば昼食内容とほぼ近しいバランスで、少々軽さを増したものを。
それより遅ければ、食事量自体が少なく、または質の軽いものを食べます。
アーユルヴェーダ流の鍋レシピは、旬野菜をもりもりスパイスでとった出汁のなかで煮て、うどんを茹で(市販なので若干ラジャス)、ポン酢 × ギーの汁で食べます。
一般的に夕食は「ゆったり休む」機会でありそれに沿って「しっかり食べる」という人も多いと思いますが、18 : 00 以降はアグニがゆるやかになるので、基本的には重い食事は食べません。


「生きたい」ように「食べる」

トータルして「 おいしく 」食事を味わううえで大切なのは、
1.  体も心も歓んで消化できること
2.  心地よさが翌朝まで続くこと
3.  4 – 5 時間置きに良い空腹があること

です。

毎日の食事リズムが一定に整うと、
毎日の体力や精神力もおおよそ安定して日々を過ごしやすくなります。

アグニ(消化力)を整えることが大切で、
日々アグニを損なう事柄を少なくしておくこともポイントです。

アグニを損なうと食欲も乱れがちですので、
やはり一定サイクルで、サットヴァなものをサットヴァに食べることが大切に思います。

<ヴァータ>
冷えや乾燥、慢性的に腹部の張りを感じる人のための食事

<ピッタ>
炎症、肌荒れ、胃のトラブル、口内炎を起こしやすい人の食事

<カパ>
浮腫み、冷え、停滞感、肥満が生じる人のための食事


アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
K a o r i

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