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毎日、何を、どのように食べるか
数年前の私にとっては
とても意識の届かないことでしたが、
アーユルヴェーダ – 自然界の教えに触れるなかで
「どう食べるか」は「どう生きるか」に反映されると感じるようになりました
最近の三食レパートリーを教えてください
と質問があったので、少しまとめてみます
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※ しばらく前から、毎日あまり変わり映えしていないのが事実です。
【 バランスをもたらす 】一つの原則として、
身体は – 季節 – 体質に応じて【 平均 】して食べることが大切で、 分かりやすくみるような “ レパートリー ” はさほど要らなくなりました。
何かしらレパートリーも時には必要ですが、 大切なのは食べる気持ち、だと感じます。
アーユルヴェーダでは「食事は 6 回にわたって楽しめる」と云います。
食事の盛付けや食材の調理法、
食べるときのテーブルコーディネートなんかでも
「食事」は、とっておきの
「その時にしかないもの」になります。
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【 1 日 3 食のレパートリーの話】
2020 年 4 月 13 日 現在
朝食: |
パンチャナッツ
>> 作り方はこちら
朝は、 4 : 30 – 5 : 30 頃に目覚ましなしで自然と起きられるようになりました。
朝のセルフケア、ルーチンを一通り終えて 6 : 30 – 7 : 00 前後にパンチャナッツを飲みます(ナッツやレーズンが含まれるので〝噛んで〟もいます)。
朝のパンチャナッツ、かれこれ 1 年以上続いています。
日によってパンチャナッツではなく季節の果物を食べることもあります。
朝はアグニが可動し始めるとてもタイミング。
なので「 回復食 」として、良き時間帯に消化に良いものを食べます。
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昼食: |
ご飯と豆と根菜類と葉野菜
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キッチャリーでオムライス
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キッチャリーと和ーユルヴェーダ副菜
1 枚目は、和ーユルヴェーダなワンプレートです
・七分づきの夢つくしとたかきび、フェンネルとクミンを一緒に炊いたもの
・緑豆を出汁で煮て自家製味噌で仕上げたもの
・春菊のスパイスギーソテー、黒ゴマあえ
昼食はアグニが最も活発な時間帯でお腹もしっかり空くのでしっかり食べます。
休日には時々、外食でお気に入りのお店に出かけることもあります。
家では、定番のアーユルヴェーダプレートをもとに食材は日替わりです。
食在庫も冷蔵庫も必要な食材がいつもスタンバイしているので、体調や天候によって調理法で変化をつけたり、スパイスや和の調味料もつかってその日ごとでアレンジします。
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夕食: |
和ーユルヴェーダな鍋
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キッチャリーでオムライス
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キッチャリーと和ーユルヴェーダ副菜
我が家での夕食は平均して早く、特に休日では 16 : 30 – 17 : 30 には食べることが普通になりました。
1 枚目はその時にあった食材を適当に入れて、スパイスや昆布からとった出汁で鍋をしました。
それぞれの食材の味がしっかりと感じられ、かつ身体も温まり、消化にも最善なレシピなので食べる頻度が高いです。
毎日アグニ(消化力)に応じて食材を調理(グルヴァディ・グナ)するため、少なくとも現状は昼 – 夕食では食事量はさほど変わらないものの、夕食の方が水分量等が比較的多く全体的にさらり・ゆるりとした食事内容になっています。
>> ダルと野菜のとろとろポタージュ / 遅い日の晩御飯に
>> 【質問 4 】夜に過食しないと眠れません
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「生きたい」ように「食べる」
トータルして「おいしい」食事を味わうために大切だと思うことは、
1. 体も心も歓んでそれを消化できること
2. 翌朝まで心地よさが継続すること
3. 良い空腹感が 4 – 5 時間置きにあること
食べ始め ~ 結果までうまくいって初めて「おいしい」が完結することを、アーユルヴェーダから学びました。
『 身体 – 内臓 』のリズムに呼応するように
人生そのものが展開していくことを
私はこの 4 年ほどかけてじっくりと実感しています。
毎日の食事リズムが一定整うと
体力も精神も安定し、
思考力や感情面においても土台( スペース )ができます。
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<ヴァータ>冷えや乾燥、慢性的に腹部の張りを感じる人のための食事
<ピッタ>炎症、肌荒れ、胃のトラブル、口内炎を起こしやすい人の食事
<カパ>浮腫み、冷え、停滞感、肥満が生じる人のための食事
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私が今現在の食事バランスを感じられるまでに、実際に辿ったアーユルヴェーダの「取組み」と「変容の過程」についてテキスト&動画を【アーユルヴェーダお便り】としてコンテンツにまとめています。
Ananda – Ayurveda Message
アーユルヴェーダお便り
■ 00 , ~ 本質的に起こる体質改善 ~ ~ 今なら振り返ることができる ~ ~ 「超」未病で身体も心も痛かった ~ ~ 自覚のない未病について ~ ・ ■ 01 , ~ アーユルヴェーダな暮らしって何? ~ ~ 自分の健康状態にある真実を見る ~ ~マイアーユルヴェーダ期間 ~ ~ ヨガとの出逢い ~ ~ 200時間のヨガカリキュラム ~ ~ 身体と心が機能し始める日々 ~ ・ ■ 02 , ~ アーユルヴェーダと出逢って帰国後、 まず初めに行ったこと ~ ~ 古い習慣に呼び戻されそうになったとき ~ ~ アーユルヴェーダとヨガを本質的に機能させる ~ ~ 1 年後再びハレプレへ ~ ・ ■ 03 , ~ 体と心が本当に求めていた場所 ~ ~ 食物と食べ方と暮らし方と心の置き方 ~ ~ 定着した「自分らしく暮らすこと」の色・形 ~ ~ 原因と結果の統合から新たな変容へ ~ ~ 喜んで失敗すること ~ ・ ■ 04 , ~ アーユルヴェーダレシピが本当に役立つとき ~ ~ 自分らしさを模る食事と暮らしの総体性 ~ ~ 選べるようになること ~ ~ パートナーとともに進む健やかさへの道のり ~ ・ ■ 05 , ~ ただ生きたいと願った日々から、いま ~ ~ アーユルヴェーダが教えてくれること ~ ~ 満たし合い、育み合い、愛を生きる形 ~ ~ Ananda にあるもの ~ |
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アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
K a o r i