その食べ物は、何からできていますか?
食べ物に“悪いもの”はありません
究極は食べる人の気持ち、心次第で
その作用は如何様にも変わるからです
また、食べ物自体にも“性質”と“作用”があるのもまた事実です
みんな大好きな、パン
小麦に牛乳や卵、砂糖なBPなどを豪快に合わせ一般的に知られる“パン”は、私たちの慣れ親しんだ食の一部となっていますし、それが大好きな方も多いと思います
しかし残念ながら、このような事実もあります
・元の日本人にとって体に合ったものではない
・市販されている“完璧なパン”は体を冷やし内にガスをつくりやすい
・脳と体が忙しく活動している人ほどそれを常食として欲するようになってる
なので、パンを食べたい、体の健康と心の歓びを維持したければ、いつくかのやり方を変えてみてはいかがでしょうか
・シンプルで良質なパンを買うようにする
原材料がなるべく少ないもの、素朴な素材からできたパンのことです
・自分の手でつくる
>>最もシンプルで消化にやさしい無発酵の平パン / チャパティのレシピはこちら
・パンの日を減らしておにぎりの日を増やす
-レシピ-
アーユルヴェーダ流の全粒粉パン
アーユルヴェーダの原理を生かした様々な焼き菓子
クッキーやマフィン、パンケーキなどは
シンプルで美味しいのに心も満たしてくれます
今回お伝えする“パン”は恩師マイラの考案に基づき、それをやわらかめにアレンジしたものです
【元レシピはこちらから】
この美味しさを知ると、
その後、パンやほか甘味への考え方選び方も変わっていきますよ
*材料 3 ~ 4 人分
〇 粉物
・全粒粉 … 2 カップ(約 360ml)
〇 アクセント *お好みで
・刻んだデーツ
・刻んだピーカンナッツ、くるみ、アーモンドなど
(レーズン、ベリーなどのドライフルーツの場合は事前に浸水する)
〇 調味料
・ギー …大さじ 2
・岩塩 …ひとつまみ
・シナモンパウダー …小さじ 1/2
・カルダモンパウダー …小さじ 1/2
・ナツメグ or クローブパウダー …ひとつまみ
〇 水 … 1.2 カップ(約 220 – 240 ml)
* 作り方
1 粉物とスパイスとアクセントにあわせる食材(乾燥した材料)をボウルにいれて全体があわさるようまぜる
2 ギーと水を入れてこねる、やわらかめのしっとりとした生地に、ひとまとまりにする
3 ステンレス製か鉄製の鍋かフライパンの内側にギーを塗る
(鍋かフライパンの蓋が必要です)
4 生地を鍋/フライパンに押し付け、蓋をして弱い中火にかける
5 7 – 8 分したら裏返し、反対側は 5 – 6 ほど加熱し火を消す
6 余熱で少しおいて完成です
お好みではちみつを垂らすか、夏場ならメープルシロップをかけてお楽しみください
<レシピ一部参照:Hale Pule>
元レシピでは「固め」のパンレシピでしたが
こちらでは「やわらかめ」のレシピで記述してるため一部工程が変わっています
プラーナ(生命エネルギー)が高い粉物、ひきたての小麦や全粒粉は体の組織が目覚め、力を温存するのに必要な食材です
そこへシンプルで良質な油、ほんの少しのスパイスと天然の甘味をあわせれば、とても“嬉しい”パンになるのです
– 補足記事 –
>> 生命力美人の源 / スパイスの効果効能
全行程はとてもシンプル、
時間も20分前後あれば完成するレシピですのでぜひお試しください
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では、
毎日の食事、消化力ごと、体質ごと、
朝・昼・夕にフォーカスし
日々続けていける
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全米ヨガアライアンス認定 ヨガ指導者
Hale Pule 認定アーユルヴェーダシェフ
kaori