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>> オーグメンティングとエクストラクティブの概要についてお話しました。
こちらの記事ではそれぞれの食材がどちらに該当するかをまとめています。
・食材の質はそれぞれに近しくも異なり、
オーグメンティングの要素が強いものもあれば、軽めのオーグメンティングもあります。
またエクストラクティブでも、
エクストラクティブの作用が強い食材と、エクストラクティブの要素が軽いものがあります。
オーグメンティングとエクストラクティブのちょうど中間に値する食物もあります。
・ここで感じたいのは、
それぞれの食材のもつ性質を捉えることで自分自身にとってバランスのとれた食事構成を立てることです
・調理法と食べる個人の状態、
住んでいる土地の環境によっても結果は微妙に異なりベストなチョイスは変わってきます
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オーグメンティングとエクストラクティブ
食材リスト一覧
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【 オーグメンティング 】
強化・安定を与える食物
オーグメンティングの食べものは、
栄養・滋養をもたらし、私たちをグラウンディングさせます。血肉となり、活力を高めます。味は主に甘味を持っていることが多いです。
<穀物>
精製されていない穀物はオーグメンティング、 私たちをグラウンディングさせてくれます。 充分に調理し、よく噛んでいただきましょう アマランサス 大麦 蕎麦の実 ブルグア 麦きび 餅 スティールカットのオーツ麦 キヌア 米類全般
<野菜>
アボカド、タケノコ、苦瓜 にんじん、とうもろこし きゅうり(皮を剥き、中の種は取る) フェンネル、れんこんしろにんじん (パースニップ) ラディッシュ、さつまいも、 ヤムイモかぶ(甘味の強いもの) スクワッシュ類 (かぼちゃ、スパゲッティーカボチャ、 バターナッツカボチャ オーガニックであれば皮むきは不要) かぶ(甘味の強いもの)、ズッキーニ
<乳製品>
ギー、バター、ミルク、羊のチーズ、パニール (牛のミルクで作ったもの) ホールミルク (低脂肪や無脂肪でない牛乳) 、ヨーグルト、ケフィア
* 絞り立ての牛や羊の乳がベストです。大量生産されるような加工品はラジャスなので 必要な時以外は避けた方が良いでしょ。 動物への世話が行き届き 愛情と尊敬の念をもって 動物に接している牧場から、 化学薬品やホルモン剤不使用、 かつ搾取などの 倫理的問題がない オーガニックの乳製品を探してみましょう。
<ドライフルーツ>
水に 6 〜 8 時間浸けてもどすか、 軽く調理していただきます 浸けた水も飲みましょう アプリコット、クランベリー、 カラント(カシス) デーツ、 いちじく、プルーン、レーズン
<果物>
りんご、バナナ、ベリー類、さくらんぼ イチジク、グレープフルーツ、ぶどう、 キウイ、 リリコイ、ライム、レモン、 ライチ、マンゴー、 メロン、オレンジ、 パパイヤ、桃梨、パイナップル、 ざくろ、いちご
<海藻/海苔類>
あらめ、ひじき、昆布、海苔、あおさ、わかめ
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【 エクストラクティブ 】
浄化・循環を促す食物
エクストラクティブの食べものは
クレンズ( 浄化・解毒 )の性質を持っています。
エクストラクティブの食べものを消化する際、体が健康的に機能するために必要な必須脂肪が分解されます。 エクストラクティブの食べものは体に軽さを与えます。
主に苦味と渋味を持っていて、濃い緑色の葉野菜や豆類がそうです。
<豆類>
あずき、黒眼、豆黒のレンズ豆、ブラウンのレンズ豆、ひよこ豆(ガルバンゾー) ライマ豆、もやし、大 豆、ひきわりの緑豆(ムング豆) ウルッドダル
<野菜>
アスパラガス、チンゲンサイ、 ブロッコリー ごぼう、 キャベツ、カリフラワー、セロリ 白菜、 カラード(コラード)、 グリーン菜の花 インゲン、ケール、オクラ、 エンドウ、春菊 しそ、ほうれん草、ターサイ
<ナッツ類&種(シード)類>
(調理したり浸水させて) アーモンド、ブラジルナッツ、カシューナッツ、栗、フェンネルシード (噛むと消化促進の効果あり)、亜麻仁(フラックスシード)を 粉状に挽いたもの、ヘーゼルナッツ、マカダミアナッツ、 ピスタチオ、 ペカンナッツ、パンプキンシード、 胡麻、ヒマワリの種
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▶ 食材リスト – 参考文献:HALE PULE
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アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
K a o r i
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