よくご質問いただくこと 「スパイスはどのくらい、どう使うの?」について

食事にスパイスを取り入れる理由

アーユルヴェーダが食事にスパイスを取り入れる理由については前回触れていきました。

では、実際に調理する際、スパイスはどのくらいが適量?
どう掛け合わせたら良い?

といったお声が多く聞かれますので以下へプロセスをまとめてみました。

< スパイスは体質・体調・天候・食材に応じて使う >

スパイスは体の過不足を補うために使います。
身体が冷えている人には温め作用のスパイスをやや多めに使いますが、身体の内側で炎症が起きている人へは過剰に注意してニュートラルなスパイス+冷却作用のあるスパイスを使うのが最善です。

元々の体質とあわせてその時々の体調もあります。( これをヴィクリティといいます ) )環境やスケジュール上そのようになっていることもあれば、天候によって体調が左右されるということもあるでしょう。そのため夏は地上に熱性が照り付けているためにスパイスは控えめに、反対に冬は地上が冷えて乾燥しているため熱作用の強いスパイスを多めに取り入れることが基準にはなります。

食材そのものにある味が何か、ここから相性を鑑みてスパイスを施すこともあります。腸内でガスを生じさせるキャベツやブロッコリーにはターメリックと良質なオイルとが必須になります。

< 身体が反応しやすいよう少ない種類から始める >

身体によいからとスパイスを過剰に使い、ニンニクや玉ねぎも入ったスパイシー料理である場合、身体には一気に熱が立ち込めて炎症の原因になることがあります。
スパイスを使っている = アーユルヴェーダでは必ずしもありませんので、あくまでもスパイスの効能を用いて食材の味が生きた料理が身体のバランスを整えてくれます。
シンプルな野菜のソテーやローストには 1 ~ 多くても 3 種もあれば十分。
クミンやコリアンダーなどのトリドーシャ(すべての体質にとって〇)から始めると良いです。

< 結果をみる >

使ったスパイスの量や果たして自分に合っていたかは、消化後の状態から分かります。

食後良い満足感がある事
4 , 5 時間後に自然な空腹感があること
翌朝午前中に自然と排便があること
( or 1 日 1 回またはそれ以上に良い形状の排便があること )

辛いとか、胃もたれがするとか、皮膚に炎症がある場合には使いすぎで
反対に3 , 4 日しても排便が滞っている場合には少ない可能性があります。( ほかにも要因はありますが )

身体にとってバランスのとれた食事は、3 ~ 4 日後へも心地よさが継続します。

毎日キッチンで自分自身の最高のシェフになり、今日の自分にとって必要となる食事をいつでも作れるようになりましょう。


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