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キッチンに立って食事をつくるとき、そこに「ほかのエネルギー」を持ち込まないこと
と匠マイラは云いました。
ヨガマットの上に立ってアサナをするそれと同等、心身をそこにグラウンディングし、ただ食物と繋がって調理をほどほどに施すこと。
それが結果として美味しい食事になるのだということ。
Ayurveda Lunch 会
体と心においしい時間を過ごす
Ayurveda Lunch 会では、毎回のお料理教室内で実践いただいている内容と原則変わらず、前日に入手できた旬食材を使って、天候に適したスパイスやオイルをセレクトして適当に調理しました。
2020 . 6 . 24 (水)Menu
* 本日のハーブティ
* 消化力を高める生姜の前菜
* ムングダル × バスマティライスのキッチャリー
* ひよこ豆とハーブのコロッケ
* アーユルヴェーダタヒニソース
* 旬野菜のモイスチャーサラダ
* スパイスキャロットラぺ
* アボカドとハーブのワカモレ
* 本日のアーユルヴェティックスイーツ
・食前には、消化の火を呼び起こすため 「生姜のアペタイザー」を。
些細な工夫が「消化できる身体」をつくるのです。
・季節の変わり目でしたので体調を万全に整える「キッチャリー」を。
消化に最もやさしいひきわりのムング豆とバスマティライスを使って。この日はトウモロコシも一緒に炊きました。これが美味しい。
・ひよこ豆のコロッケは、基礎講座内でもレクチャーしたレシピ。
つなぎに米粉を使うことでサクッと、消化にも軽いコロッケになります。
・タヒニソースはタヒニの風味とヨーグルトの酸味。身体を温めます。
・旬野菜のモイスチャーサラダはこの日、ブロッコリー、カブ、ズッキーニをしっとりソテーして。少しつる菜も入りました。水分はレーズンウオーターの水を使って。
・スパイスラぺはレーズンも一緒に入った、やさしくフレッシュな甘味が。
・アボカドはパセリとレモンとあわせてワカモレ風に。
・スイーツはアーユルヴェティッククッキー。全粒粉とココナッツファインの生地へペーストにしたデーツ&生姜を練り込んだもの。しっとりしているけれど表面はカリっと。ココナッツの風味とデーツの甘味がマッチ。オージャスたっぷりです。
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自分のために、食べる。
今回は先月に続いてリピートして来てくださった方と、初めましての方とにお越しいただきました。
おいしく食べていただけてよかったです。
よほど消化しやすかったようで、お片付けやお喋りしてからの帰宅途中すでにお腹が空いたとのお声が。(笑)
ランチ会はのんびりと食べる、が趣旨ですが居残りしたい方はそのままゆったりと、お喋りしながらくつろいでいかれています。(この日はお片付けなども手伝っていただいて本当にありがとうございました。)
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アーユルヴェーダが消化に良い食事法や健やかな食べ方等から教えてくれるのは「食べることは大切だよ」ということ。
適切に食べられるというのは人生の歓喜において一つの条件であるし、それは最大の滋養源になります。
自分を生きるために、自分と生きるために、おいしい食事とその空間は大切なのですね。
お越しいただいた皆様、貴重な機会にありがとうございました。
またお会いできるのを楽しみにしております。
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Ayurveda Lunch 会いただいたご感想
アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
K a o r i