秋を彩るアーユルヴェーダプレート

久しぶりにレシピ記事です。

秋のお愉しみに、是非どうぞ。

M e n u

里芋ご飯
 ひきわりムングダルと色々野菜
 カラフル人参と柿のマリネ
 ラディッシュのスパイスソテー
ほうれん草とタヒニソース

秋、そしてなんだかハロウィンを思わせるカラフルなワンプレートに。
ご飯はホクもちっと、ダル ( 豆 ) はとろとろに、人参は艶やかながら味わい深く、ラディッシュは水分と歯ごたえのバランスが気持ちよいテクスチャでした。ほうれん草はその存在感のままにタヒニソースとフレッシュなフレーバーになりました。

作ってみたら是非シェアいただけると嬉しいです ; )

作 り 方

里芋ご飯
( 炊飯器で炊く時間 )

白米 / 里芋 / 生姜 / 岩塩 / スパイス( お好みで )

・皮を剥いて一口大に切った里芋、刻んだ生姜を、ご飯と一緒に炊く

この日のお米は七分付きのもの、岩塩とクミンシード、フェンネルシードも入れて炊きました。
なければパウダースパイスでも、スパイスはクミンだけでも ○スパイスなしでも。

炊き上がったらすぐにしゃもじを入れて全体をほぐします

炊き上がり時、パクチーや大葉を刻んで混ぜ合わせても美味しいです

 ひきわりムングダルと色々野菜
( 20 分前後 )

ひきわり緑豆 / お好みの野菜 / シードスパイス & パウダースパイス( なければ味噌 )/ 柚子やライム、レモンなど柑橘系 / 生姜 / ギー

シードスパイス → ブラウンマスタード / フェヌグリーク / クミン / フェンネル / コリアンダー
パウダースパイス → フェヌグリーク / ターメリック / コリアンダー / クミン / フェンネル / カルダモン

・豆は洗って野菜は小さめにカット
・圧力鍋にギー、ブラウンマスタードシードを入れてパチパチするまで熱する
・パチパチしてきそうになったところでフェヌグリークシードを入れて
・ブラウンマスタードシードがパチパチ弾けてきたらクミン、フェンネル、コリアンダーシードを入れる
( 無農薬青唐辛子と生姜も余ってたので刻んで入れました )
・鍋を回して全体を馴染ませて、パウダースパイス、岩塩を入れる
・パウダースパイス → フェヌグリーク / ターメリック / コリアンダー / クミン / フェンネル / カルダモン
・豆と野菜を入れて全体をさっと大きく混ぜ合わせる
・水を全体の 3 ~ 4 倍量入れて強火にかけて沸騰させる
( 豆のガス抜きのため必ず沸騰させる )
・蓋をして圧がかかったら火を落とし、18 分加圧調理
・加熱時間が終わって自然と圧が抜けたら、柚子を絞り入れ、加賀味噌をちょいと溶かしいれる、最後に刻んだ春菊を入れて全体を混ぜ合わせて完成( このためにスパイスは少な目にしました )

* 圧力鍋がなく通常の鍋の場合には、水分量を多めにして中弱火で 30 分前後加熱時間を設けてください。
事前に 1 , 2 時間、豆を浸水しておくとより火が通りやすくなります。

 カラフル人参と柿のマリネ
( 5 分 )

人参 / 柿 / 岩塩 / 酢 / 太白ごま油 / ブラックペッパー / バジル / ギー

・人参を千切りにしてボウルに入れて塩でもむ
・大博ごま油、酢をひと回し、ブラックペッパーを入れて全体をよく混ぜ合わせる
・同じく千切り状にした柿、刻んだバジルを入れてさっと混ぜ合わせて完成

ラディッシュ( と人参 )のスパイスソテー
( 5 分 )

ラディッシュ / ギー / コリアンダーパウダー / 柚子

・鍋やフライパンにギー、コリアンダーパウダーを入れて香りがするまで少し待つ
・薄く輪切りにした人参を入れてさっと混ぜ合わせる、フタをして火が軽く通るまで待つ
・その後、ラディッシュを追加して全体を混ぜ合わせて再びフタをして弱火 ~ 余熱で 2 分ほど置く
・最後に柚子を絞り、さっと混ぜ合わせて完成

ほうれん草とタヒニソース
( 3 分 )

お好みの葉物
タヒニソース >> 白練りごま / メープルシロップ / 柚子( ライムまたはレモン等柑橘系 )

・ほうれん草を 2 , 3 分蒸す
・タヒニソースの材料をすべて混ぜ合わせる、
 完成したタヒニソースとほうれん草を一緒に食べる

お伝えしている〝 アーユルヴェーダ料理 〟はとてもシンプルです。

( Hale Pule で出逢ったアーユルヴェーダ料理は心身を内側から整えてくれて、着実に朗らかに、強固に導くものでした )

シンプルな手立てから始めることで
消化力や組織形成の原理原則を理解しやすくなるし、
料理そのものをもっと純粋に楽しめるようになります。

この日のワンプレートは、
Ayurveda Holistic 基礎講座の補習クラスで
皆さまが各々食材を用意し、シェフとして美味しく仕上げてくださいました。

料理をすることは瞑想と一緒。

自然界との結びつきを感じながら、必要なことをいくつかするだけです。

秋冬は消化力の基盤を深く耕すとき。
このときの滋養生成がかなえば、春先、夏、とどんどん感覚が変わっていくのを実感できるでしょう。

季節と消化力、
季節と食事について詳しく学ぶには On Line 化した各ツールを活用ください。

 

補足:

アーユルヴェーダ料理は国籍ジャンルを問いません。

「 身体と心の真のバランス 」を支えるのがアーユルヴェーダ料理です。

その点でいえば、かつ丼もアーユルヴェーダ的といえるし、パンとポタージュもアーユルヴェーダ、です。


アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
K a o r i

 

 

 

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