/
普段私たちが口にしている食物は
その国や土地の文化、またトレンド・メディア情報などによって変化を重ねています。
何千年も前から体に良いといわれている食物もあれば
つい最近になって「 これは驚異的な健康パワーを発揮する 」などと謳われるようになった食物もあります。
・
・
結局どんな食べ物が正解?
アーユルヴェーダのいう有益な食べ物は以下です
・自分の住んでいる土地で採れたもの
・旬で新鮮なもの
・食べることで体が養われること
・心身の健康に役立つもの
私たちの食べるものは、そのまま「 自分 」になります。
アーユルヴェーダの観点からみると
食べ物は実はとてもシンプルなもので済むし、体が欲しがるのもそうであることが分かります。
トリグナ、つまりサットヴァ、ラジャス、タマス、の概念から見るのもひとつの指針になります
・
・
「 これさえあれば良い 」
健康な体に必要な5つの食材
アーユルヴェーダとヨガの実践者、匠マイラは
「 健康な体にとっては5つの食材さえあれば良いのよ 」
という話を以前にしてくれました。
これはアーユルヴェーダの古典にもしっかり記述されているそうです。
米 ・ 豆 ・ 小麦 ・ ギー ・ ミルク ちゃんと消化できている体にとっては |
野菜も果物も不要!
「 この5つさえあればいい 」と聞いたときは驚きましたが、
確かに
お米、小麦、ミルク、ギー >> オーグメンティング
豆、ギー >> エクストラクティブ
なので、バランスとして完璧です
野菜も果物も、上記に加えるバラエティーのようなものなのですね。
そういう意味では、
キッチャリーが万能食といわるのも納得。
食事はシンプルであればあれるほど
体は再生をしやすいという基本を忘れずにいたいです。
何でも「 多ければ多いほど良い 」ということではない、ということでもあるわけで。
・
・
食べ物へのイメージを一掃する
匠マイラは、
私たちはみんな食べ物が大好きです
それに対して執着や憎しみを抱いている人はたくさんいます
とも教えてくれました
私たちが食べ物に対するイメージや記憶を洗い出すとき、
自分自身の人生での態度を見つめることにもつながります。
ただ好き、と、
ないといられない( 執着 )は全く違うのですね。
・
マイラは、食べ物との関係性について
あなたの心がどう反応してるかが一番影響します
世界に怒り、
支配欲があれば、
どんなに良いものを食べても消化しない。
とも伝えていました
今のところの私にとって「 5つの食材 」は米・豆・葉・芋・ギー、
になっていて自分の身体と心に必要な滋養をコツコツと、愉しんで与えている感覚です。
・
あわせてご覧ください
>> 満たされる食事 満たされない食事
・
アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
k a o r i