【 Ayurveda Holistic 基礎講座 / 第二章 】 身体と心を深く知る

アーユルヴェーダの基礎理念を一から紐解く
Ayurveda Holistic 基礎講座 第二期 2020 . 4 ~ 開講

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第二章が開催されました

人が何かを – 学び – 感じ – 取り込み – 観察する –

この過程では
時間の概念に縛られない “ 何か ” が発動するようです

第一章にて越しいただいて以降の
変化やフィーリングについて、受講者様より様々なお声が寄せられています

食事、暮らしに「消化のしやすさ」を実践し、ヴァータをケアして過ごしていたら毎日快便に
こんな時期でも、自分自身はとても平安に過ごせている

スパイスを適度取り入れるようになってからお腹の張りがすっかりなくなった
ものを捨てることが得意でないのに、家のキッチンにある不要なツールをごっそり捨てた、今までにない感覚
食事の工程 – つくることが楽しく感じられるようになった(あるものでクリエイトする楽しさ)
朝の舌磨きと食後の口内ケアを続けていたら歯医者さんで「口の中が変わった」といわれた

アーユルヴェーダの素晴らしいところは
どれも自宅で、自分で、簡単にできることばかりなのに、着実に内側からの変化が始まるという点ですね

そして、その変化や変容の道のりに終わりはなく、個人個人で様々な可能性が生じますが、それも楽しみ = 人生なのだと気づかされます


生きるほどに、ラクになる。

 



Ayurveda Holistic 基礎講座 第二期

水曜クラス 第二章

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調理編:
前回 – 第一章では朝食レシピだったのに対し、
第二章では一日のメインとなる食事、
アーユルヴェーダの示す「バランスをもたらす食事」を総体的に実践するメニューです

身体がつくられる、滋養になる=オーグメンティング食材
身体を浄化する、循環させる=エクストラクティブ食材

これらのバランスを6:4に保ちながら
調理法はグルヴァディ・グナ(自然界の20の性質)に沿うことで、食事での可能性が無限になります

  • 同じ食材でも調理法次第で作用も効能も変化する、
    – 少しの工夫とアクセントの取り入れ方で体質や体調に沿うことができる、
    – 食材は変わらずとも
     自分の手とキッチンツールで新しい発見が続いていく、

そんな概要に触れるプラクティスとなりました

*ご飯の炊き方ひとつとっても、少々の工夫で「滋養をより増すご飯」になり、
サツマイモはより満足感と風味を高めることができます

*「いつものサラダ」だって、切り方とオイルセレクトとスパイスの助けによって
体内を冷やすことなく十分に温め、潤わすためのしっかりとした食事になります

*デーツと生姜などをつかったチャツネは様々な食材とあわせて美味しく、
2 – 3 日はもつので朝食レシピと融合させることも考えれますね

講義編:
「そういうもの」のニュートラルな視点

講義編 – 第二章では、
3つのグナ(動・止・純)、アグニ(消化力)、
ダートゥ(臓器生成の 7 段階)と 健康 – 未病 – 病気の 7 段階、
アーマ(未消化毒素)、健康の定義について掘り下げていきました

第一章でのアーユルヴェーダの基礎原理に触れておくことで、さらに理解が深まる分野です


例えば、
個の行動は「全体」の作用の結果。

_この原理原則は、ひとつ自分自身に対して新しい気づきをもたらします


よく聞かれるのは、衝動的な食欲・渇望についてですが、
アーユルヴェーダはこの現象について、ある明確な原則を指し示します

・「急激に上がったもの(上がりすぎたもの)は必ず下がる」
・「体と心はバランスを取ろうとしている」

ラジャス(動的)とタマス(不動)は互いに適度の作用で肉体も精神も「可動」が展開されますが、
どちらも「過ぎる」とそれだけアップダウンが激しくなるということ

また、そもそもの「動機」も重要で・・・
普段からの思考や感情のサイクル – 傾向に「無理強い」をしていれば当然、それはストレスとして捌け口を探します

しかし、どんなに張り詰めていても、すごい努力だと周りが感じても本人はそう思っていない場合
= 「夢中」になってそれに取り組んでいれば、ストレスにはならず、結果としてわざわざ「捌け口」を探す必要がない
大きなアップダウンが生じない、という事実もあります

これが、サットヴァ的ということ。

衝動的な食欲・渇望するようなマインドは
普段 – 日ごろから自分の動機・真実にアクセスできていないことによる「エラー反応」で、
体と心がバランスを取ろうとして強いラジャス(動的)な行為を引き起こすのです

大きなアップダウン、何度も繰り返せば人は疲れてしまいます

「自分自身」の動機・「宇宙」の真実にアクセスすれば、自然と思考と行為とが連結し始め、同じことをしていても違った結果がうまれたり、自分であるけれど自分ではない、もっと大いなる力に突き動かされながらそれを成すことができるのです


アーユルヴェーダの知恵は、
人の長所を引き出し短所はフォローできるようになることとも通じているのです

・「急激に上がったもの(上がりすぎたもの)は必ず下がる」
・「体と心はバランスを取ろうとしている」

“そういうもの” と
自然界の摂理に対する理解が深まるとき、

心をどこに、どのように設定しますか
選択 – 行為をどんな風に創造しようと思えますか

・・・

 

第三章でのプラクティスも、もっと楽しみになりました

貴重な時間をここでの学びに充ててくださる受講者の皆様に、心から感謝します

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アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
K a o r i

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* 第三期 5日間集中クラス
2020年 9月26日(土) ~ 9月30日(水)
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2020年 10月14日(水) ~ 12月16日(水)
2020年 10月17日(土) ~ 12月19日(土)
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