心からそれを望む。

なぜそれをしたいのか、動機をハッキリさせること。

アーユルヴェーダの教えを説く匠からの言葉でそのように伝えられたとき、の力に身を委ねることとすべての展開は〝そう〟でしかないことを知りました。

有機的な思考とイメージとが生じたら、そこへは自然界の力が流れ、ただそれは生じ、かなえられてゆく。
一方、そこまで望んでいない、とか、ハッキリとは望んでいない、とかであれば、それはただそこに在り続けるということ。


理解するとき、
物事は変容する

健康について関心が深まるということは、不健康のときを体感して〝知って〟いるからだと思います。

私が初めにアーユルヴェーダに惹かれたのもそうでした。
それまで何んとなくで過ぎていたことや、うやむやのまま寝かせていたことが、アーユルヴェーダの説く知恵によって明るみになったのでした。

そのとき、知恵は情報として、でなく理解として心身の深くに腑に落ちていきました。

だから、乱れていたんだ。という、本当に根っこの部分へに理解です。

人は、理解できたときにようやく行動が変わってきます。

変わるというか、動機が意識的に働くことで求める結果に対する行為を純粋に選ぶようになります。

そのため「実践する力」は、自分自身に正直で在ることで一層根深くなっていきます。

分かってるけどやらない、は本当の意味で理解していないからでした。
まだ大丈夫、と放置していたのはそれほどまでに大事に思っていないからでした。

自然界との力が絶たれ、自己が分離状態にあると、自分の命を生ものとして感じられないことが普通になっていました。

・自然界の原則、「似たものが似たものを引き寄せ相反するものがバランスをもたらす」という言葉を、心から – 自分のこととして捉えられるか。

自分も自然界のほんの一部であると知り、感じ、委ねる意志が芽生えていきました。
アーユルヴェーダの実践というと、実はとてもシンプルな概念ばかりですが、ここでの重要なポイントは、自然界の力を感じれるようになることです。

・本質的に、全体的な見方から捉えられるか。
物事の本質を見る目を養うには、心と体が清潔である必要がありました。
直感が鈍っているということは肉体から鈍っているものです。

全体性を捉えると、自分の行いの無駄やエネルギーの無駄遣いにも気づくようになります。
アーユルヴェーダの説くドーシャ、グナなどはすべて全体的で総体的な見方をしています。 偏った見方、バランスの乱れがすべての要因である故、まずは自分の身体を通してバランスを培うことが大切です。

・生きながら変わらずして変わり続けれるか。
命は普遍的。絶えず生き、死んでいきます。このサイクルを認め、ある意味で降参することも必要なのだと知りました。
私たちはいつも変化する、変わらないなかで、いつも変わっていく。その力は呼応という連鎖で小宇宙から全宇宙へと繋がっている。


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〈 ア ー ユ ル ヴ ェ ー ダ お 便 り ✉️ 〉

これまでブログ記事や Instagram へは、実践や変化の「部分」を掲載してきました。
その際、綴りきれないでいた背景や前後の「全容」を、アーユルヴェーダお便りとして制作しました。
体質が変化していく過程で行ってきたこと、今も継続していることや実感についてを細かに綴っています。

個々の命に沿う〝アーユルヴェーダライフ〟の実体験
不必要な習慣、無知による不調を繰り返さないために
アーユルヴェーダとヨガを日常的に活かすことの意味
食物、関係、物事への執着や依存から脱却する気づき
五感、精神、思考のバランスを整えることの超重要性
毎日に取り入れられる食事レシピ、セルフケアの動画

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本質的な体質改善の記録
アーユルヴェーダと出逢ってから取り入れたことと実践過程



アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
K a o r i

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