タイ古式マッサージと鍼灸院

年末年始は
より深い休息と愉しみとに
時間を当てて過ごしていました

アーユルヴェーダでは
特に季節の変わり目や 冬~厳冬で

身体の土台、心の内を浄化し整えることで
その後の過ごしやすさ、快適が変わると強調しています

身体のバランスが取れると、
食事や日々の行い、仕事 –
すべてはもっと味わい深いものになるのです


タイ古式マッサージと鍼灸院

数年前から、我が家の年末年始は
「プチパンチャカルマ」と称して
心身を徹底的にゆるめる時間にしています

一年、たくさん頑張ってくれた身体を労り、
やさしい食事で内臓をいたわり、
十分な睡眠で細胞のすべてを回復させます

そして適時、
その道のプロの手を借りて
筋肉の奥や神経系の緩和にアプローチする機会を取り入れています

2019 – 2020 年末年始の備忘録兼ねて。

タイ古式マッサージに始まり
鍼灸院に終わった今回の連休、
アーユルヴェーダのディナチャリヤのルーチンも
合わさったことで

毎朝起きるたびに若返る感覚がありました

寝起きから頭はスッキリして
顔も夜寝る前と同じ(浮腫んでない)、
肉体や心がゆるまった、心地よい感覚です

人の手を借りたリラクゼーションの施術効果は、
自分の暮らしや食事の土台とあわさることで
より深い癒しが継続し、
その先にある「真の効果」が起こるのではと思います
こちらは Hale Pule から届いたハンドメイドのハーブオイルで、これも日々の感覚器官をひらくアイテムの一つです

Sattva : 光、調和、聡明、高貴
Inner Journey : 内なる旅
Vata : 風と空、ヴァータ鎮静
Pitta : 火と水、ピッタ鎮静
Peace : 愛、平和

余談ですが、以前は週に一回は
整体やマッサージに駆け込むも

食事や睡眠がそもそも不規則だったことから
すぐにまた浮腫みや凝りが表面化していて、
ほとんどその効能は継続しませんでした 汗


タイ古式マッサージ

今回 受けたタイ古式マッサージは
オイルマッサージと兼用した施術でした

通常のタイ古式マッサージの動きだけでなく、
オイルを使ってのハンドマッサージで
強いだけでなくソフトなほぐし方

120分の間、ヨガをじっくりやったような、
その上 皮膚までもがやわらかくなっていく感覚でした

実は、その数日前にも
親友がサプライズで
誕生日プレゼントにと
全身のオイルマッサージを
2 時間弱してくれていました

こんな短期間に
こんなにも全身をマッサージしてもらえるなんて…!

と、ご褒美が過ぎる想いでしたが
すべてを亭受しようと身を委ねました

何か癒しの施術を受けるときには、
相手のしてくれる施術だけでなく
自分の気持ちを積極的に手放していく

すると施術者の技術によって
さらなる解放と癒しが起こると感じます


鍼灸院

最終日に受けた鍼灸院
人生で 3 度目の北京堂浅野式の施術です

・・・

これが、部位によっては失笑するほど痛い。

でも、効く。

初めて受けたときは
終わったあとまさに「抜け殻」の状態で、
歩くのもやっとでした

しかしやっぱり効く、

2 , 3 度目では初回ほどの痛みはなく
筋肉が深部から全体的にゆるまっていると実感できました

浅野式鍼治療で使っている「鍼」は
「響く鍼」

中国からの伝統的なものを使っているそうで
日本の鍼灸院で一般に見る鍼よりも「長い」、「太い」です 汗

それが骨のぎりぎりにまで
しっかりと入っていくので
痛いけど、
それだけ効果もテキメンです

ただこれも、個人的には
日頃の暮らしや食事の土台とあわさることで
より治癒が早まると感じています

アーユルヴェーダの食事は
内臓の働きを高めて

体内のお掃除と滋養の両面をサポートします

内臓の働きは
そのまま筋肉組織にも影響するので、

例えば どんなに効く鍼やほかの治療を受けていても
暴飲暴食していたり、
多量の飲酒をしていたり、

睡眠不足等の状態では
またすぐに筋肉が硬直してしまい、治癒に時間を要します

私の場合、3 年かけて
食事や生活習慣を整えていったことで

ようやくその他の施術の効能が入りやすく、
かつより効きやすくなっていると思います

また、体の改善、
体内外の働きを高めるなら

体力のあるときに行うがベストで、
かつ乱れや不調のある人ほど、早くが吉。

やたらめたらに
人の手を借りる施術を受けるだけでなく、

食事と暮らし、睡眠を通して
自身の免疫力の根底を引き上げたうえで

適時専門家の技術を取り入れるのが良いのでは、
という所感が
今回の年末年始で感じましたのでご報告でした

浅野式の鍼灸院の特徴を記載しておきます
* 短い期間・少ない回数で済む
* 本気で治したいと思っている方向けの治療
*『「筋肉をしっかり緩めて、神経の圧迫を取り除く」には、
  確実に患部に届くように鍼を打たねばなりません。
  これはキチンとした解剖学の知識や
  刺鍼技術がなければならないので、
  どの鍼灸師でも出来る事ではない。』


タイ古式マッサージも鍼灸院も、気になる方へは個別に店名をお知らせしますのでメッセージをお送りください
anandalife2017@gmail.com


アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
k a o r i

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