人生を営むということ

ひとは大人にならなければいけないときがある。
大人になるときというのがあるんだよ。

そういうときに
慣れている方に流されてばかりいたら幸せにはなれ 在れ ない。

自分の幸せは、
自分が幸せに在ることを本当に決めないと、
いつまでもまやかしや幻想のような、
片足だけそこへ浸かったような気分なだけの、
そんな苦い幸せに似た場にしか生きられない。

それは自分のためにならないばかりか
本当に大切なひとをも大切にしないことになる。

自分を大切にするというのは、
だから必要なことなんだ。


人生を営むということ

そろそろ生理なのでいつもの5割増やさしくお願いします

おしん( パートナー )にそう伝えるようになって何年でしょうか。

先日おしんと入籍し、私人妻となりました。( 人妻て‥ )
結婚するということについて、多くのひとは相手に惹かれそして交際あらば きっとなくとも 少なからず意識することと思いますが私も例外なしにそうで、中学時代付き合った彼氏とさえ「 結婚しようねー 」なんて話していましたから、相当な夢見る夢子でした。

いざ大人になってから自分自身の外側も内側もこじれる日々を迎えると、いよいよ「 まずもって人と付き合える自分にならねば結婚などムリだぞ我 」と考えたりしたものです。
( そう思うとヨガやアーユルヴェーダの実践は私にとって花嫁修業だったのかもしれないです。花嫁修業の一環でプラクティスをなんて受講者様へ失礼かもしれないですが兎に角一所懸命の渦中であったこと、どうかご容赦ください。)

おしんとは昨日交際10周年を迎えまして、自他共に〝 結婚してるようなもん 〟でしたが、確かに同じこと・変わらないこともあるし、明らかに違うこと・変わることもあるなと感じています。

2016 年来は特に、
私は私なりに一所懸命日々を生きているし、
愛犬の世話も家事も仕事も、
自分の範疇で目いっぱい、満足いくようにやっています。

だからこそ共に暮らすパートナーに対して、
納得のいかないことあらば私はそれは納得いきませんというし、私は今こういう状況なのでこうでお願いします、とハッキリ伝えます。

おしんから私へハッキリと伝えられることもあります、反対に満足なことも満足と伝えます。)

生理前ならば、
そろそろ生理なのでいつもの5割増やさしくお願いします。

と伝えると、
おしんも「 そうか、分かった 」と、
私が日頃まわしている
愛犬・家事あたりの ことを率先して行ってくれます。

そんなこんなが数年積み重なると、
通常の暮らしにもその〝 基準値へのクリエイション( 普段とは異なるシチュエーションでのリクエスト )〟が活かされてくるので、今や日頃から洗濯物干すのはおしん、食後の皿洗いもおしん、お風呂掃除もおしんです。

元々早くから一人暮らしを長らく経験していて綺麗好きなおしんなので私からのリクエストなどなくとも、ですが、思うに多分、ふたりで暮らす際の相性として、私が自分で出来る・やれるからと常にその基準をクリエイション( 普段とは異なるシチュエーションでのリクエスト )せずにひとりで張り切ってやっていたら、‥例えば生理前もその小さな感度や要望を伝える工夫を一切しなかったら、違う結果になっていただろうなとも思います。

私は一所懸命生きるタイプですが、
ちょっとした完璧主義もあるゆえに自分が完璧にできないシチュエーションとなると多少なりとも一緒に協力して乗り越えてくれるような相手でないとフラストレーションが溜まる傾向にあります。

相当に完璧主義を手放せる場面も増えたのですが、共に暮らす相手の都合も目の前に重なると何なく『 あぁ、それもやっておきたいけれど今手が回らない‥ 』と思うこともあるわけで。

・・・これが、匠マイラのいった
『 関係性に尽くすこと 』なのかな、とも ( 後付けにはなりますが、) 感じます。

『 相手に尽くしてばかりいると長期的にうまくいかない。関係性に尽くすことが大切。』

マイラはそういったのでした。

人生を営むというのは、
なにもひとりで何もかもをやっていくということではないのだなと、今さらながらこのことを深く実感しているのです。

勿論、自分の心身の健やかさを保ち日々身の回りの最低限のことをきちんと行いつつ、そこからみえる自分の特性を生かして、誰かに貢献することは前提に、
しかしながら自分がどういう人間で、何をどのように得意として、どんな場面でどの程度の助けを必要とするかを正しく自覚して、信頼できるひとに素直に打ち明けたり、
例えば困ったときには道行く知らないひとにさえも〝 お願いできますでしょうか 〟と言えることは大切なのだよねと。

( 一人創作の過程を好んでいるのもあり、)これまで長らく自身を内側からも外側からも立て直すのに時間を要しすぎた私がこんなことを真実として言える日がきたこと自体 世界の小さな平和物語 のひとつに選ばれそう ( そんなのないが ) ですが、それもおしんの存在のおかげというわけで。

そして前回 BLOG にも書いたように『 2024 年は動く( ― 動かされる )』 が指針のため、今後人生をより創造的にそして少しでも有益にまわしていくためにも、自己クリエイション + 他者へのリクエスト、… というそんなアクションを多くとっていけたらいいなと思います。( そうなるであろう場面がすでにいくつか予想されます )


12 / 5 (火) 出版の初書籍ですが、
初回限定版として、ある可愛い特典とともにお送りすることとなりました。数に限りがあるため先着順のご案内となります。

ぜひ冬の読書のお愉しみにしてもらえたら嬉しいです。


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Kaori

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