アーユルヴェーダの基礎理念を一から紐解くプラクティス
Ayurveda Holistic 基礎講座 第五期の最終章が 4 / 7 (水) に行われました。
全 40 時間弱を皆さまとともに過ごし、
アーユルヴェーダの基礎・健康と幸福のあれこれを直接的に紐解いていきました。
学びは永続的かつ不完全であるがゆえに輝くものです。
これからの毎日がもっと微細に煌めくことを楽しめますように。
・
今回も皆さまからいただいたお写真でレポート記事をまとめます。
・
・
Ayurveda Holisitc 基礎講座 / 第五期
最終章 レポート記事
D a y 5
調 理 編 / 講 義 編 / |
これまでに実践してきた内容から〝 家族のため 〟に応用したメニューです。
現代では食べ馴れている「 おいしいもの 」も、アーユルヴェーダのエッセンスをヒントに創意工夫すると心地好い食事にアレンジすることができます。
調理 MENU
・アーユルヴェーダ流 とろぉりオムライス |
















アーユルヴェーダ流のオムライスでは キッチャリーを簡易ヴァージョンで炊いて、そこへ平飼いの卵をスパイスとともにとろとろに焼き乗せます。卵だけでなく全体がトロトロのホクホクで、ヴァータドーシャを鎮めるテクスチャです。
ファラフェル( コロッケ )は、柔らかく煮たひよこ豆とエクストラクティブ食材をふんだんに使って、さわやかな香りと軽い食感が楽しめるサットヴァ的なレシピです。
ピザ生地には、アーユルヴェーダでは古代より食べられてきた〝 チャパティ生地 〟を作って、トッピングは旬食材をソテーしてあわせました。バジルとナッツで作ったペストも良いハーモニーになりましたね。〝 しっかり 〟滋養があるうえ消化にも〝 やさしい 〟ピザです。
食物そのものの形状やテイストに様々な視点を加える〝 グルヴァディ・グナ 〟への深い理解はキッチンで起こります。これまで各章内で実践を重ねてきたアーユルヴェーダレシピはどれもとてもシンプルで簡単なものですが、食事という概念をフラットに広げることに繋がり、それでいて無尽蔵の歓びをもたらすものだと体感いただけたはずです。
健康な身体と心を養い人生を心地よく過ごす、
そのための有益な手段が〝 食事 〟にあるというのがアーユルヴェーダの教えです。
食べた瞬間だけでなく食べたあとにも続く満足感と充足感。
・・・長期的に健やかで( それが欲張りだとしても私たちの多くはそれを望む )幸福に過ごすためにこの要素は大切かと思います。
>> 調理内容の補足は 過去レポート記事も参考にしてください |
・
・
・
・
【 人生における4つの目的 】
講義編・ 最終日のテーマは「アーユルヴェーダが照らす唯一無二の命」。
アーユルヴェーダの基礎を知り学んだうえで〝 アーユルヴェーダを学ぼうと思った理由に再び立ち返る 〟ような内容です。基礎に触れたうえで改めて考えると、見えてくる景色は必ず当初と違っていることに気づきます。
講義 概要
・アーユルヴェーダの提唱する「 人生における4つの目的 」 |
アーユルヴェーダの目的は人生を果たすことにあり、そのために 2 つの側面からアプローチしていくのですが、それらの向かう先、全容性は「 4つの目的 」のうえに成り立ちます。
1 ◇ ダルマ / 達磨
2 ◇ アルタ / 富利
3 ◇ カーマ / 歓喜
4 ◇ モクシャ / 解脱
日々の食事や習慣からまず 1 のダルマにアプローチしその土台を養うことがかないます。
= アグニを整えることやダートゥを生成すること、そこからオージャスを増強して人生に存在するとき、人生の4つの目的は個々によって( そして社会全体へと )段階的に果たされるというものです。
もっとも、先週の講義編でも触れたように、「 食物 」といってもたんに口に入れる食物のそれだけでなく「精神に取り入れる食物」という概念があり、ここには「 布施をすること 」や「 真実を話すこと 」といった要素も含まれています。
これは毎日―今に存在する術、とも捉えられます。
・
基礎講座内で受講者の皆様とともに常に「 今日 」と「 アーユルヴェーダ 」を繋げてみていった時間のなか、着実に〝 現在地点 〟が見つかってそこから〝 向かう先 〟も照らし出されていきました。
私たちは誰もが違っていて、
しかし誰もが原理原則のうえに存在する、という
言葉では理解していることを
心の根底から全容的に受容するような、そんな最終章となりました。
・
今回ご縁が巡って共に歩むことができた皆さまへは大きな祝福を送るとともに、今後の人生においてますます〝 気に入る瞬間 〟が増すことを願っています。
・
生きるほどに、ラクになろう。
・
・
■ プラクティスを経て / 受講者様のフィーリングより
・なんちゃってキッチャリーは簡単で美味しいので、時間がない日の夜ごはんに良いなと思った ・同じ料理、同じ食材でもその日の状態・体調に合わせて、料理のグナを変えると毎回楽しめると思った ・「何事も学ぶ」関係性が終わったからと言って失敗じゃない。 ・この数週間を振り返ってみて、〝食〟への調整ができていると感じた。 感情のムラが少なくなる最中で、自分がすべての中心にいるという感覚。 ・今日の Menu は全体的に重そうに見えたが、食べてみたら軽かった。 ・ひよこ豆のベジタブルファラフェル、セロリとレモンの風味がさわやかで軽かった。 タヒニソースはヨーグルトの酸味が白ごまと合っていて、手軽に作れた。 チャパティ生地とバジルペストのピザは、米粉も入れることで軽く焼きあがっていた。 ・自分がイメージしたものは、必ずと言っていいほど実現する。 ・人の性質(ドーシャ)からも職業や働き方の向き不向きが解る点が、アーユルヴェーダはおもしろいと感じた。 ・ 今ここに存在するだけで愛であるということ。 ・「執着すること」→ 亡くなった愛犬に執着しすぎているということをお話しした時に、 ・全部自分のために起きていること。すべては自分の為に必要なことが起こっている。(納得) ・自分が選択したことでそこから自分自身について学ぶ。 ・念願のアーユルヴェーダオムライス。 ・アーユルヴェーダを通して人生を楽しむ! ・人生における「4つの目的」はその順番が大切! |
・*Ayurveda Holistic 基礎講座・受講者様から寄せられた全フィードバックをご覧いただけます。
Ayurveda Holistic 基礎講座 [ 5 日間集中クラス ] [ 定期受講クラス ] [ 5 日間集中クラス ]
|
・
・
アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
K a o r i
・
Ayurveda お料理教室
6 / 25 (金) 10 : 00 – 14 : 00 New キャンセル待ち
5 / 15 (土) 10 : 00 – 14 : 004 / 17 (土) 10 : 30 – 14 : 30 キャンセル待ち
Ayurveda Lunch 会
6 / 26 (土) 11 : 00 – 14 : 00 >> ◎5 / 14 (金) 11 : 00 – 14 : 00 >> ○4 / 16 (金) 11 : 00 – 14 : 00 キャンセル待ち
・