アグニがすべて

 

今の気分・状態から原因と結果を繋げてください。

アーユルヴェーダのシェフとしてのトレーニング初日、一番初めのプラクティスで匠マイラは一言目に言いました。

アーユルヴェーダでは、自然界の一部として人間の身体を見ます。

本来、「人間」とは身体・心・思考、と区分して部分的に見ることなどできないからです。

感情は身体に作用し、思考は感情にリンクします。

緊張がある場合、たいていは便秘や下痢として用するでしょう。
増悪すれば不眠や食物への執着または拒否感など、その他さまざまな生活習慣病に関係していきます。

大して健康に気を遣っていなくても健康な人は、緊張がなくリラックスして生きている人です。

健康に気を遣いすぎて、なお不健康だという場合、リラックスすることが治癒への近道にも成り得ます。

何事もバランスであり、
例えアーユルヴェーダでいわれているものであっても
それにしがみつくことなく柔軟に、中立を保ち人生を総体的に楽しむことが肝心なのです。

私たちは〝人生〟に生きるんであって、
〝食事〟のために生きるのではありません。


アグニを整えるだけで人生が変わる

アグニは、食物を消化する力と人生での経験を対処する力です。

私がアーユルヴェーダを習い取り入れ始めた頃、割と早くにこのことの関連性を重要だと気づきました。

食べ物とその食べ方が大事だということは、
前後の行いのすべても大切であるということです。

飲み物をどんなペースで飲むか、
歩くときにどの道を通るか、
会話のなかでどんな話を展開しているか、
一人でいるときにどんなことに時間を費やしているか、・・・

これらすべてが〝感情〟の質を決定づけ、
〝思考〟になり、
〝身体〟に宿って行動を生み出します。

アグニを整えるための話はこれまでの投稿でも再三お伝えして来ています。

Ananda のプラクティスの土台にあるエッセンスも「アグニを整える」ことに基づいています。

アグニが整うことで身体と心の両方がバランスし、食事の質と同時に〝食べる側〟の身体の状態の質も上がるのです。

食べるときに食物を感じる力や、食事中に食事そのものに存在しきることが、トータルでアグニを整えます。

現在、開講準備が進んでいる オンライン版のアーユルヴェーダ講座では、3 つのプログラムが共に「アグニを整えること」の要素を網羅しています。

どの入口であっても、アーユルヴェーダの全行いはアグニを整えるから、です。

1・アーユルヴェーダライフ講座
では、自分自身の個性や特質を探りながら現代社会に生きるうえで「思考」や「感情」をどのように扱うかをカテゴライズしながら、「体」へと繋がる実践事項を収めています。
アーユルヴェーダライフは、いつも、ここで、あなたのために機能していきます。環境を大きく変える必要も、膨大なキッチン用具も必要ありません。
自分と繋がって自分と遊ぶには?というメソッドを内から掘り起こし、アーユルヴェーダを自分自身に寄与させるとはどのようなことか、あなたなりの色形で実践を深めていきましょう。
当講座は私自身の過去 10 年の体質改善経過や、アーユルヴェティックな実践をここ東京都内で暮らしながら 4  年間取り入れていったことから解釈、経験できたことも豊富に取り入れています。
2・アーユルヴェーダ・ファウンデーション講座
では、5000 年以上前から伝承されてきたアーユルヴェーダの原理原則を分かりやすく、細かに紐解いてきます。アーユルヴェーダがなぜアグニを重要としているか、なぜ、個人の体質への理解を前提としているか、が腑に落ちるでしょう。
アーユルヴェーダの基礎理念を普遍的なツールとして – 分かりやすい形で紐解くことは今後の社会においても重要です。
土台はゆるぎないものひとつとして、日常に生きていくでしょう。
ここでアーユルヴェーダの全容を理解しながら、アグニを整えるために大切なメソッドや自宅キッチンでも – 外食する際にも役立つコツを修得していただけます。
3・オージャス生成プログラム
では、そのまま「アグニ」を整えるためのアーユルヴェーダ流・バランス食材キット一覧を郵送にてお送りし、実際に暮らしにアーユルヴェティックなレシピを取り入れていただきます。
事前のヒアリングをもとに、最善のアグニケアレシピや日常でできるセルフケアのご提案をさせていただきます。
アーユルヴェーダに馴染みが無くても、これを機にギーの素晴らしさスパイスの万能さ、有益な食材の魅力を存分に感じていただけます。
こちらから提案するアーユルヴェーダレシピは、匠マイラのもとで学んだサトヴィックでピュアなアーユルヴェーダレシピを土台に、ここ日本で暮らす私たちにとって馴染みのある〝和〟の要素も取り入れたものになります。
アグニが整っていく過程で、オージャス(活力素)が生成されて心身共に満ちる感覚を体感いただけることと思います。
こちらは一か月間週通して実践することでよりアグニのバランスを実感いただけますので、期間中毎日食事をつくる時間がある環境に居る方、朝食に 15 ~ 30 分程、夕食に 20 ~ 40 分程の時間を割くことが現実的である方にお薦めします。

 

>> 各オンライン版コンテンツは、今後 10 月中にリリース予定です。


食事レシピに、
「自分の状態」をリストとして追加しましょう。

外食する際にも、この知恵は活かされます。

外食はほとんどが身体の状態に合わせたものではない故、「身体の状態に合うものが何か」を私たち自身がまずは体験することが大切なのです。

実体験したもののみが、次に繋がっていきます。

Ananda のプラクティス、アーユルヴェーダお料理教室やキッチャリーづくりのプラクティスでは、受講された方の多くがその後の夕方での腹部の心地よさや、翌朝の寝起きの良さを体感いただいています。

実体験できたことは、必ず様々なレベルで次に繋がっていきます。

自分自身のアグニが整うこと、これは命への貢献そのものです。


アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
Kaori

 

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