体と心の内から癒し、活力をもたらす〝 アーユルヴェーダ 〟の基礎を「 調理 」と「 講義 」から学ぶ Ayurveda Holistic 基礎講座。
第 6 期 2 日目のプラクティスを行いました。>> Day 1 のレポート記事はこちら
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アーユルヴェーダは生命のための科学で、〝 アーユルヴェーダ 〟は〝 自分のためのことがたっぷりだわ 〟と学ぶほどに繋がり、まぁお医者様や料理人になる場合にはまた別( の学問や実技等を修得する必要がある )にしても、まずは日常の中で自分が自分の医者 ( 観察して施す ) になることや、自分のための最良のシェフとして健康を守る食事を創れることに気づかせてくれます。
初日の 8 時間でも終盤でようやくアーユルヴェーダの〝 概念 ( 見方 ) 〟という入り口のその先端、に触れることがかなったくらいです。
今回 2 日目の + 8 時間では、その入り口手間よりもう一歩踏み込み〝 入り口 〟に入るか入らないかくらいの地点へ。
皆さますでに 1 回目を経て暮らしのなかで実践を取り入れていてすごいのと、そこから感じ得る様々な原理原則を観察し始めていました。
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Ayurveda Holistic 基礎講座 / 第六期
第二章 レポート記事
D a y 2 調 理 編 / 講 義 編 / |
調理 MENU ・グラウンディングするスパイスご飯 たかきび Mix |
基礎講座内、調理編では「 朝 」「 昼 」「 夕 」「 軽食(おやつ)」「 家族レシピ 」を各章ごとに実践していきます。
今回は「 昼 」のレシピをつくりました。
この地球上で ─ 太陽のもと暮らしている以上私たちの〝 メイン 〟となる食事は昼どきに生じます。
季節や天候、体質や消化力に応じてアレンジの幅は無限ですが、今回はその基本となる〝 バランスのとれたアーユルヴェーダプレート 〟を実践しました。
オーグメンティングとエクストラクティブのバランスと、そこにある 6 味。
このようなバランスを意識して食材を調理すると、一皿のなかで様々な触感が宿り、それぞれがドーシャを鎮めたり消化力を支える作用にも繋がります。
調理前にはスパイスの種類とその効能等についても触れていきましたので、スパイスの特徴やその使い方についてもより身近に感じれたかと思います。
〝 バランスのとれたアーユルヴェーダプレート 〟は食材やそれにあわせる水分量、オイルの種類によっても様々楽しめますが、まず何度かこの日の内容でおさらいをしてみると、一定のプロセスを修得でき調理プロセスそのものが身体へも馴染むと思います。
>> 調理内容の補足は 過去レポート記事も参考にしてください |
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【 身体と心を深く知る 】
講義 概要 ・アグニ / 消化力・変換能力・免疫力 |
プラクティス冒頭、皆さまに体質診断シートを使って今一度ドーシャ(体質)をチェックいただきました。
アーユルヴェーダでは自然界の原理原則を用いてあらゆる側面から〝 バランスをもたらす 〟ことを施しますが、そのためにはまずその個の型 = タイプ・体質を知ることがとても大切になります。
単に冷え性や便秘がちとっても、それがどこから、どんな状態からそうなっているか ― 全容的な理解が在る方が、日常的な対処もラクになるのです。
またこうして自分自身について知り、自然界の観点から紐解くことで気づきやフィードバックにもなって良い機会と思います。次の瞬間、できることが多くあることに気づいて、例えば食後に目濡らしたり 5 分でも歩くこと等、ちょっとしたことでもっと自分の本調子を取り戻すきっかけになります。
・・・第二章ではそんな概要に触れながら
Day 1 の振り返りからも講義を深めていったので時間があっという間に過ぎていきましたね。
皆さま、第三章でもどうぞよろしくお願いいたします。
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■ プラクティスを経て / 受講者様のフィーリングより
・オーグメンティングとエクストラクティブが今日わかった。ヴァータ・ピッタ・カパでどんな食材を食べればいいのか学んだ。私は苦味や渋味をもっと取り入れようと思った。オーカサートミヤ〝 3 世代食べ続いているもの 〟、日本人に合っている食材、季節のものを食べる。薬剤の性質としてのラサ、は味のこと。 ・すごく食べたくなるものは少し控えて、違うものを食べるようにすること!身体によいものを感謝の気持ちをもっていただく。バランスを大切にする。昼食レシピとっても美味しかったです!家でまたチャレンジしたいです! ・今日はスパイスについて細かく学ぶことができました(鼻からも)。食べ物との相性や効果を知れて、お家でも積極的に取り込んでいこうと思います!今まで身体に良いと思って生キャベツやブロッコリーを食べていましたが、ヴァータを増悪させていたとは・・・衝撃でした。今日学んだスパイスを利用して、バランスのとれた食事を目指します。 ・原因と結果のお話で、今ある自分が過去の結果であり、未来の自分の原因になるということを常に考え、すべての行動に責任を持とうと思いました。今まで何となく食べたいものを食べてきたけれど、食べる前段階から計画することを大事にしていきたい。私が私の健康を守れる食事を作っていきます!朝食前のラジオ体操を日課にしたいと思います。これなら続けれそう! ・グナは観察が必要。今自分がどの状態なのかを理解し、まん中に留まることを意識したい。成長はお互い様。尾を引かない指導・発言するためにも動機はサットヴァでありたい。ネチネチしてしまう自分がいるのは、結局はセルフケア不足であるのだと学びました。日頃から自分を整えていきたい! ・各ドーシャ診断ではプラクリティとヴィクリティとで判断し、ヴィクリティでヴァータが多いと分かり、改めてヴァータ対策をしっかりしようと思った。 ・グナについては感覚的な理解になったがシチュエーションを交えると分かりやすく共感できる。エピソードもあった。日々サットヴァを感じれるようにアグニを整えたい。まだまだラジャスなコト、もの、場所に身を置くこともある。自分をしっかりと見つめて行動する。自分のまん中にとどまる。 |
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アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
K a o r i