自分のことを自分で認められるとき

長いこと自分自身と付き合って生きてきても
経験しているこの世界って遥か無限で
常にその道も変動の最中にあるから
〝 生き方のマニュアル 〟なんて
きっと生きているうちに
半分も出来上がらないのではなかろうか。

それでもアーユルヴェーダやヨガの教えは役立つし、
それを本当に自分なりに扱えたときには自分への信頼が厚くなる。

それが自己信頼というもの。



ヴァータがもともと高い体質では

ヴァータ鎮静の食物を中心とした方がよいですか?
ヴァータを乱す食物は除く、が賢明ですか?

という、久しく〝 基本的な概念への疑問 〟を
タイムリーに受けて色々とまた新たに考えることがありました。

そもそも、ドーシャは〝 減る 〟ではなく
〝 乱れ 〟あるいは〝 増大 〟が、見方としてポイントですか?

とか。

皆さまなら、なんてお答えしますか??



自分のことを自分で認められるときって?

4月・新学期に伴い
ライフステージが自動的に変わった方、
または時が来て自ら変化の波に乗った方、と居ると思います。

人生のなかで常々自分のことを信頼しているか否かは重要です。

我儘も、ある意味〝 自己信頼 〟あっての我儘で、
それを自分のなかで受容できて相手へも開示できることで
初めてなにかを突き動かす力、変化を促進させる要素に成り得ます。

自分のことを自分で認められないのは
先天的にそういったループが出来上がっていることがほとんどで、

・外的に、権威あるものから認定されることで認められたと感じる
・自分よりも目上で、力ある人物により許可されることで認められたと感じる
・○○をクリアしたから、自分のことを認められる

などがありますが、
これは一定〝 分かりやすくメジャー級に支給されたシステム 〟であって、
もっとマイナーながら〝 個々人に与えられる融通の利く機会 〟をつくることも可能です。

自分のことを自分で認められるときはどんな場合か。

1 , 「 決めたことをやる、やり遂げる 」
2 , 「 日常的な行いに意図を持つ 」
3 , 「 意識に上がった時点にそれは始まる 」

の3つかなと思います。

1 , 「 決めたことをやる、やり遂げる 」
男性性が優位な思想ですが、創造性と遊び心も+したら人類皆にフィットする To Do 的な。
白紙のところへ、大なり小なりコレをやる、ということをアウトプットしてまずひとつ必ずやり遂げる。
普段から何かしらしすぎて疲弊してる場合は 『 無意識にスマホを触らない 』も立派な決めごと。
今( あるいは近い将来 )の自分になにが必要か、考えてみよう。


2 , 「 日常的な行いに意図を持つ 」
女性性が優位な場合、あるいは派手な決めごとには心が反する‥と感じるならこっち。
– 普段の歩き方、自分の口から発される言葉に意図を持つ。
– 呼吸に意識を向けて姿勢をよく保つ

意図を持つというのは〝 意識を向ける 〟ということ。
心と行いを一致させていく、それだけで自然と分単位で自分を認めることに繋がる。
( 自分のクセや偏りに気づいたらそれもチャンス、1 , 「 決めたことをやる、やり遂げる 」に繰り上がるかも。)
例えばお手洗いでの自分がどのように振舞っているか( 身体の動き、目線、感情、‥ )、第三者の目でみてみるのも新たな発見が伴っておもしろい。


3 , 「 意識に上がった時点にそれは始まる 」
そう、すべては意識に上げることから。
自分の行いの前後を意識的に目撃し、自分が自分を信頼することに徹すると決める。

向かうべく場所にとうてい到達してない、まだまだ改善点があり過ぎる。
そんなことは当たり前なので、今、今の今に存在している自分から認めて必要あらば必要なことをする( ― しない )。
それは実は〝 許可 〟となって未来への道しるべになる。

小さくとも決めたことをまずひとつやり遂げ、
当たり前の行為にも意図をもって意識を向け、
そのためにいつ何時も意識に上げる。

自分を信頼しようという姿勢を、養おう



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