私たちの身体は
毎日口にしているものからできています

伝承医学アーユルヴェーダでは
私たちの肉体・精神は習慣の産物で、

「サトヴィックな食事」をするとそのような人に、
「ラジャシックな食事」をしているとそのような人に、
「タマシックな食事」が主となるとそのような人になると考えられています


アーユルヴェーダの滋養食
キッチャリーキッチャリーは 5000年以上も前から人々にとっての “滋養食” として食べられています

キッチャリーの主な食材は米・豆・ギースパイス・岩塩です

>>身体を強化し安定させる食物 – 米
>> 身体を内から浄化し軽くする – 豆

この「組み合わせ」の時点でまず体にとっては「最善」であり、そこへ万能油ギーとスパイスが適量あわさって調理されることで肉体と精神、どちらにとっても “滋養” となって深部にまで取り込まれます


– レシピ –
おうちで作れるキッチャリーdsc_96261822699565.jpg

【 食材 】( 3 ~ 4 人分)

・お米  1 カップ
・ムング豆(緑豆) 1 / 2 カップ
ホールタイプは事前浸水 6 時間 / ひきわりタイプはすぐに調理できます

ギー 大さじ  1 ~ 3
・岩塩 ひとつまみ
・すりおろした生姜 大さじ 1
・水 3 ~ 4 カップ

<シード状のスパイス>(あれば)
クミン / コリアンダー / ブラウンマスタード
小さじ 1 / 2 ずつ

<パウダー状のスパイス>
クミン / コリアンダー / カルダモン / ターメリック
小さじ 1 / 2 ずつ

( アサフェティダ or フェヌグリークがあればなお ◯ )
( シンプルなキッチャリーは「クミン」のみでも作れます)

>> スパイスの効果効能一覧

【 調理法 】( 20 – 40 分)
圧力鍋で20分、通常の鍋で40分程度です

中火で熱した鍋に表記半量のギー、
 シードスパイスを入れる

パチパチはじけてきたところで
 洗った米と豆を入れて混ぜる

水を入れて火を強くして沸騰させて蓋をする

加熱時間は下記
圧 力 鍋
圧をかけたら再弱火に落として
18 分前後加熱

普 通 の 鍋
水をもう 3 – 5 cm高く注ぎ入れて
中~弱火に落として 35 分前後加熱

別の鍋 – 中火で熱したところに
 ギー、パウダースパイス、岩塩、生姜を入れて香り立たせる

米と豆の鍋の方へ流し入れて
全体を混ぜ合わせて完成

>> 時間のないときは【2】シードがはじけた時点で他パウダー等もすべて入れて【 5 】以降省く

【 補足 】

上記は 2016 年、全米ヨガアライアンスより認定を受けるヨガとアーユルヴェーダのスタジオ Hale Pule でのプラクティスをきっかけに出逢った “キッチャリー” と、その探求の過程で匠マイラより直伝された「キッチャリー定番の調理法」記載しました
体調や天候など、その時々で身体の状態に合う様々なアレンジもできます

野菜もしっかり入ったキッチャリーはこちらから
出来立てのキッチャリーは
 プラーナ・滋養が最高潮です

  完成後最長でも ~ 6時間以内に食べるのがお勧めです
ギーもご自宅で簡単に作れて & とても美味しいです
水分量は消化力に応じてアレンジしてください
 (ゆるめにするとより消化にも〇)

お米の種類は白米、バスマティライス
 押し麦、玄米、等アレンジできます

白米 - 消化しやすい、冷まし効果
ピッタ優位時にオススメ)

玄米 - 白米よりやや消化に重め、温め効果
ヴァ―タ優位時にオススメ)

カパ優勢時では両方を合わせたりきびや蕎麦の実など
 2-3種の穀物をブレンドしても良いでしょう

豆は緑豆が最も消化に負担がかからず栄養価も豊富です
  小豆やレンズマメ等でもアレンジできます

Anandaではキッチャリーづくりのお料理教室も定期開催しています


キッチャリーを食べることによる
体調の変化

キッチャリーは日本でいうところの「お粥」ですが、私自身の所感として、キッチャリーはより消化にやさしいだけでなく内臓機能の働きや知覚を高めること、体内の浄化を促進すると感じます

キッチャリーを食べる際は、
その他の身の回りの環境 – 睡眠を十分にとり電子機器と離れる等 も整えることでより五感全体が癒され、命がまるごと回復します

2016年に受講したヨガ留学中、初日~ 5 日間は1日3食がキッチャリーでした

食事だけでなく、毎日 4 : 15 起床 – 20 : 30 就寝のルーチンで心身ともに深くから浄化が起きたのを体感しました

1日目 キッチャリーの味を感じない、途方に暮れる…
2日目 野菜の甘味に少し気づく
3日目 米と豆の風味全体の風味を感じて美味しさに気づく
4日目 少し美味しいと思う
5日目 美味しいと思う

・・自分が慣れていた食事の「味」と比べてまず物足りなく感じるところから始まり、味を感じられるようになって、美味しさが分かるようになって。

体はとえば 3日目くらいから全身の浮腫みがすっかり抜けた感覚があったり、頑固な便秘も少しずつ自然と毎朝に出るようになっていました

そうして 5 日間のキッチャリー期間を終えたあと、アーユルヴェティックな食事をいただくこと一ヵ月

帰国後に改めて自分の体調の変化を実感しました
・ 一ヵ月で- 5kg
・寝起きと寝つきがとてもよくなった
・怒り狂うことが減った
・毎日快便になった
・浮腫みにくくなった

…など。

>> こちらにも詳しく書いています


味覚、体が整うことで
好みの味にも変化が

写真は、初めてキッチャリーを食べてから 3 年経った現在のある日の食事内容です
これに卵を乗せたオムライスなんかもよく作ります

キッチャリーは体内組織を休めて回復させるという意味で「滋養食」で、味覚を整え、感情や古い思考を鎮静す点で私は「完全食」だと思います

キッチャリーを作って食べるという流れを、ある程度一定期間経験するだけで食への好みも変わったりして、普段からもなるべく出来立てのもの、新鮮なもの、野菜が食べたいと感じるようになります

>> キッチャリーづくりのプラクティスも開催しています


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Posted by:anandalife1007

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