変化を見たければ、変化になりなさい

何かを望むときには 100 %
それと等しく在ることが大切で、
そこから初めて必要なプロセスが見えてきます。

例えるなら、
夫婦間で子どもをもうけることを望むのなら
それに等しい状態に在ることが前提に必要。

アーユルヴェーダでは、
この時期( 望むとき )は男女ともに
1 年以上前からそれに向かってしておく ( 在る ) べきことがいくつかあると提案します。

Yogi でもある匠は
その第一歩として〝 恐怖心を取り除くこと 〟を挙げました。

解釈するに、
恐怖心はあらゆる現実を通り過ぎて逃している状態で、
本来の可能性を閉ざす = 在るの反対であるからなのでしょう。

恐怖心が取り除かれた心でにプロセスできている
= 在るようになると、
〝 母親である自分を楽しめる 〟ばかりか、家族全体の至福と発展が進む。

〝 母親業 〟に限らず、
すべての立場・状況においていえることだと思います。


変化を見たければ、
変化になりなさい

自分の全過程に信頼を寄せながら生きることで
自分の歩むすべてに納得する、という状態を味わいます。

この人生は、感じ方は、考え方は、自分で選んでいるものなのです。

結果や形や色がどうであれ、
今のこの瞬間に全神経系と五感でアクセスしている私は、
すでに最強で最高で
= 在る、ということ。

〝 変化を見たければ、変化になりなさい 〟

は、匠自身が「 教えにあったこと 」として私たちへも伝えてくれた言葉です。

2016 年 ~ 開始した Ananda のプラクティスは
1 人に始まり 1 人に終わります。

このスタンスはきっとこれまでもこれからも変わらないでしょう。

少人数制で、密な距離感で、
それぞれの状況に応じて必要なことを見定め、
身体・心が健やかさを育むのに本質的な実践をただ歩む。

こうしたプロセスのすべては
人生での深い変化に伴い、
それ相応の過程を掘り下げるために自然なものです。

結果として
この場においては五感全体で学ぶことになり
身体だけでなく心を大きく拓く場であった、
と受講者様からお声をいただくようになりました。

心の部分での変化が在ったから、
身体で望む多くのことが起きていったのだろうと思います。

中性脂肪数値が体重はそのままに半分以下になった
3 年ぶりに体重が元に戻った
8 ヶ月ぶりに生理がきた
7 年ぶりに彼ができて結婚、妊娠、出産した
すっかり浮腫み抜けて身体も心も軽くなった
自分のやりたいことに向かって正直に歩み始めた
精製された砂糖を自然と 1 ヶ月以上口にしていない
持病の定期健診で初めて数値が通常になり薬の投与を減らすことになった

〝 1 人に始まり 1 人に終わるプラクティス 〟
としているのは

アーユルヴェーダと実生活の融合を考え
そこにいる全員が共に実践するなかでも
最終的には一人ひとりが各項目を自宅へ持ち帰ることで種に芽が、
芽に花が開いて行くからです。

私自身もまた、
その種を一人拾い集めたり、植えたり、交換し合ったり、
孵化しては手放したり‥のプロセスを今まで繋げてきました。


ささいな変化が
やがておおきな変化になる

「 変化を見たければ、変化になる 」

勿論私自身にも起きたことでした。

一例として、
講座やお料理教室等で丸一日のプラクティスを終えて
皆さまをお見送りしたあと全セッティングの片付けに移るのですが、

ここで当初頻繁に私の心によぎったのは、

・洗濯物取り込んで
・夕ご飯準備して、創って
・レポート記事まとめて
・お風呂入って

の気力が、無い‥!!

というもの。

・アグニに滋養を与える食事を創ろう
・さすがにムリだ、外食で済ませてしまおう

の葛藤はよくあったもので、
その度に私にとって学びと発見、
変化を望むのではなく
変化にただ在ろうという思想が芽生え始めました。

大袈裟に捉えて〝 恐怖心 〟を抱いている自分に気づいたとき、
同時にもっとやさしく〝 在る 〟ことも可能だと知り、ただそのようにしました。

やっつけでもなく
ダルダルやるでもなく、

淡々とただやる。
このことはもっとずっと前からも実践してきたエッセンスだったのです。

私の身体は機械でも神様でもない
だからこそどうすれば良いのかを見出す、実践のための実践でした。

決して超人になったという話ではなく
様々な状況下のもとバランスを培うことや
折り合いをつけることを学んだのです。

すべてアーユルヴェーダの ( いや、自分の ) 業だと捉えると、
全体的な変化が続いていく気がします。

まぁ時々本当にムリ!!なとき( あまりないけど )は
暫く徹底的にシャヴァアーサナ( 死体のポーズ )をし、
& パートナーにあれこれ手伝ってもらいます。

助けを求めることでチームワークに貢献することも大事なのです。

「 今ままで頑張り方を
間違えてたかもしれない 」

いつも同じようなことで悩んでモヤモヤしている
自分の理想像に自分を縛り付けて空回りすることが多い

先日の個別ライフヒアリングでは
このようなフィーリングをシェアいただきました。

あるべきの像によって苦しむくらいなら
それは自分自身にフィットしていないということに気づくのが大切です。

私にとってもこのプロセスには重要な気づきが過去ありました。

食事と暮らしに直接的な関わりを内側で育み、
人生全体に調和させることで
自分の特質を重んじることができるようになり、
そこから周りとの関係性やアプローチへも自然と変化が現れます。

〝 在る 〟から〝 望み 〟がかなうという原因と結果です。

心身の土台をつくること、
取り戻すことが先んじて重要で、ここは時間をかける価値があります。

Ayurveda Life 講座に要約されたツールに触れることで、
今の自身にとって何が必要か、どのように取り組むべきかを発見できます。

人生は長いようで短いです。

正解不正解なんてなく、裏も表もない、
あなたにとっての「 生きる 」ことの意味や目的がどんどんシンプルになっていきますように。


概要は以下を参照ください。

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Ayurveda Life 講座 ― 専用テキスト
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アーユルヴェーダの基礎ツール
体質診断シート・実践項目受講ガイド ほか

Ayurveda Life 定期 MTG
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Ayurveda Life 講座では
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ユルヴェーダのエッセンスを散りばめながらも日常的な関係性・身体( 五感 )の使い方、精神への捉え方・時間の使い方を具現化した特別版カリキュラムとあわせて
毎月の定期 MTG を経てタイムリーなディスカッションをすることで( アーカイブ視聴可 )、現状把握からのヴィジョン形成がかない、より明確に人生に存在し、自分と遊ぶことに向かっていきます。

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アーユルヴェーダの基礎ツール
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個別ライフヒアリング 60 分


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Foundation ( ファウンデーション = 土台 )講座は始めこそ自分のために学ぶも、必ず他の場面 ― 誰かにとっても役立てていただける内容になります。





アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
K a o r i

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