私たちの必然的な使命、それは今世授けられた身体 – 肉体と精神のエネルギーによって生み出されるすべてのモノの〝連鎖〟に携わることにあります。
今日を生きることは明日を生きることになり、
自分一人のようでいて実は他のすべての関わりと呼応してそれは存在し続けます。
例えば私が通り道にゴミを捨てるとしましょう。
私がそこを去ったあと、誰かが必ずその道を通ります。
ある人はゴミに気づいて手に取って捨てたり
ある人は気づかずにただ通りすぎたりします。
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どの瞬間においても私たちは必ず何かしらの形・色で関わり合い、連鎖し、呼応して生きているのです。
何に関心を向けて何を信じるか、が【 何をするか 】に成る。
原因と結果、のシンプルな原則ですね。
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女性と子どものためのアーユルヴェーダ WS
「 命の瞬きに耳を澄ませる 」Vol , 4
さて。
昨日は女性と子どものためのアーユルヴェーダ WS でした。
4 回目の開催となりました今回は、毎回満席になることも多かったプラクティスですが、ゆったりとアットホームな空間にて行われました。
ご受講いただきました皆さま、ありがとうございました。
アーユルヴェーダの視点から見ると、〝女性と子どものための〟のこのテーマは非常に直接的で、アーユルヴェーダの総称であり出口であり始まりでもあるようなコンテンツになると改めて感じます。
私たちは、アーユルヴェーダを実践する過程で消化に良い食事とかドーシャをバランスさせるようライフスタイルを築きますが、これらはいつも巡り巡って、個とその他との呼応として作用するようです。
アグニが整ってオージャスが満ちるとき、オージャスは次なる命の精髄となって胎児が誕生するとアーユルヴェーダはいいます。
その姿形は想像を超えるクリエイティヴィティとともにこの世に放たれ、生きてゆくのです。
アーユルヴェーダは生命のための医学として、心身の「健やかさ」を築き維持させる具体的なメソッドを多く網羅した(すべてを有した)伝承医学で、妊娠時や妊娠中、出産後までの具体的なアドバイスを投げかけています。
今回の WS では、アーユルヴェーダとヨガの匠マイラから伝えられた内容を土台としており、ヨガ的観点の解釈をも含んでいます。
「親と子ども、それぞれにカルマがある」といったエピソードからも、普段から何を準備して何を捧げるかについてのヒントが隠されていますね。
前半・後半含め講義でお伝えしたトピックスは・・・
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – 1 ◇ 全人類のための科学「アーユルヴェーダ」の概念 2 ◇ 新しい命が創られる 3 ◇ 最も重要な妊娠前にしておく準備 4 ◇ 夫婦ともに安全地帯を創るということ 5 ◇ 妊娠中にできるセルフケア 6 ◇ 出産後の母子へのケア・過ごし方 7 ◇ 子どもの食事 / 生後 ~ 13 歳まで – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – |
でした。
4 回目の開催ということで、内容をブラッシュアップしています。
そしたら、終了時刻が 2 時間も押してしまいました。‥
が、沢山お話してくださって嬉しかった、とのお言葉をいただき有難く思います。
アーユルヴェーダの話はいつだって終わりがない ‥^^;
アーユルヴェーダに触れたばかりの受講者様からは
「もっと難しいことばかりだと思ってたけど、全然そんなことなく取り入れられることが多くあると感じた。」
ともお言葉があり、今後暮らしのなかでアウトプットできるであろうことが楽しみになりました。
WS 中盤には、恒例の旬食材をふんだんに取り入れたアーユルヴェーダランチを。
消化に優しくオージャスを満たすレシピにて、いつもの黄金比率をベースに、出来立てをご用意させていただきました。
この日の Ojas ランチメニューは、‥
・本日のハーブティ ・消化力を高める生姜の前菜 ・新米の生姜スパイスご飯 ・チャラカナとムングダル ・ムラサキさつまいものスイートロースト ・ブロッコリーとカシューナッツ ・アボカドのハーブディップ ・アーユルヴェーダクッキー デーツ生姜入り |
でした。
美味しく食べていただき、ありがとうございました。
女性と子どものためのアーユルヴェーダ WS また時機をみて開催いたします。
on-line 版でも!とリクエストがあるので、そちらも今後準備していきたいと思います。
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今日も、一つの「命」。
まず自分自身へこの上ない感謝を捧げて。‥
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[ 女性と子どものためのアーユルヴェーダ WS ]
過 去 開 催 レ ポ ー ト 記 事
>> 女性と子どものためのアーユルヴェーダ WS / Vol . 1 – 2
>> 女性と子どものためのアーユルヴェーダ WS / Vol . 3
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アーユルヴェーダ省察プラクティショナー
K a o r i